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「何を書かないか」を決めることで、「何を書くべきか」が見える

今日イチしびれた言葉です。教えてくださったのは、ライターであり編集者であり作家でもある、高田ともみさん。

いま、ともみさんには、ある書籍制作のお手伝いをいただいているのですが、今日はその定期打合せの日だったのでした。私が書いた原稿にこれから、どんな編集作業を入れていただくかを相談したのち、最近お互いが共通して読んでいる本の感想を述べあったり(この本についてはまたいずれ)お仕事とは直接関係がない日常のお話をしながら、豊かな時間を過ごしました。

そう、ともみさんとお話する時間は、たとえそれがMTGというビジネスの場であっても心が満たされる「豊かな時間」。それは、恐れ多くも書くならば、人生において大事にしたいこと、価値観が少なからず重なる部分があるからだろうと思っています。ともみさんの言葉にはいつも勇気づけられるし、気づきもバンバンいただいています。

冒頭の言葉「何を書かないか」を決めることで「何を書くべきか」が見える。というのも、今日私がいちばん感銘を受けたものです。

ライターとして、これからやっていけるのか、とか、自分はいったいどの分野で書いていくのか、とか、そんな、ほぼ私のお悩み相談やんけという話を聞いていただく中で、ともみさんがこう話されたんです。

すなわち、ともみさんはご自身の中で、「書きたいもの、ことがら」がはっきりと見えてらっしゃる。いいなぁつくづくかっこいいなぁって思いました。

でもきっとそこに至るまでには、ありとあらゆるテーマで書き続けてこられたんだろうし、その礎があるからこそ「これは私が書かなくてもいいものだ」というのがわかって、結果、「自分がほんとうに書きたいもの、書けるもの」という個性が形作られていったんではなかろうか…と思います。

量より質とは言うけれど、量なくして質はありえないんじゃないかなぁとも、思っています。

つい人とくらべて落ち込みがちだけれど、言葉で人の役に立ちたいって思うし、書く力を伸ばしていくためにも、私も怖気づかず書き続けていけたらいいな。なんて思いました。

期せずして今日は39歳の誕生日。30代ラストイヤー。ラストイヤーだと思うと、なんか理由もなく「ほなやっとこか」みたいな、軽い挑戦モードになれる。せっかくやし、やってみるか、みたいなww

日々、実践を重なて理想を体現したい、というのは、私が今年の年頭に掲げた目標だった。ガシガシと実践する1年にしたいな、と思っています。

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