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ひじき

君でいいから、と言われて立ちすくむ僕が本屋にいる、なぜなの

新宿の両手のバツが日を浴びてあのSAGAWAには人が乗ってる

そんな日もあるよ、に笑う左目は赤い 季節は春であってる

この歌は明日ひじきを買うときに思い出そう、で買うたやすみなさい

補給船ではない僕ががちゃらんと門を閉めてる 戻ってこれる

子ツバメがくるとは知らずある駅は人を呼ぶためつくられました

ありがとう、ごめんなさいがいえるおとなになろう がっこうなどやめて

短歌、エッセイをまとめています。よろしくおねがいします。