見出し画像

ねこがきた ⑨触れる?

2020年12月1日の記録
庭に猫が来ているかどうか、それが気になってしかたがなく、日に何回か庭を見るようになっていました。
季節が冬らしくなってきたのも、気がかりでした。

猫はたいてい朝に姿を見せて、一度姿を消し、また戻ってくるのか、昼過ぎから夕方にかけて植え込みの下に潜んでいて、呼ぶと姿を見せました。
いつのまにか、会うのが毎日の日課のようになって、
居ないと少し心配になりました。

この頃はもう、私が庭に出ても猫は逃げることは無く、
足元にまつわりつくように周りをウロウロする様子すら見せるようになってきたので、もしかしたら触れるかも、という考えが時々浮かぶようになりました。

私はそれまでの人生で猫を飼ったことはもとより、触ったこと(触らせてもらえたこと)も一度もなかったので、猫に触るのはかなり勇気がいることでしたが、
思い切って触ってみる大決心をしました。

この時、「噛まれたり引っ掻かれたりするかもしれないけれど、それは覚悟で!」と思ったのを覚えています。
猫に噛まれると人間が病院に行かないとならないということを知りませんでしたので、怖いもの知らずのたいへん危険なチャレンジでした。

双方恐々の接触の動画が残っていました。
よく噛まないでくれたな、と思います。

触ってみた感想は
「猫ってこんなタワシみたいな手触りのものなのか?」というものでした。

外猫時代のビビは、なんだか毛がバリバリゴワゴワでした。

◀︎前回⑧はこちらです

◀︎第①回からお読みになる方はこちらからどうぞ


この記事が参加している募集

猫のいるしあわせ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?