レベニューマネジメント用語集
※このレベニューマネジメント用語集は、ハルモニアが以前運用していたMagicPriceサイトからnoteへお引越ししました。この記事は2020年2月18日のものです。
ホテルや旅館などの宿泊施設でレベニューマネジメントを実施する際は、覚えるべき基本的な用語をご紹介します。
コピーしてデスクに貼るなど、ご自由にご活用ください!
ADR
Average Daily Rateの略。平均客室単価、客室全体の売上を販売した客室数で割った値。
OCC 稼働率
Occupancy Ratioの略。ホテルや旅館などの宿泊施設の稼働率のこと。
RevPAR
Revenue Per Available Roomの略。販売可能な客室1室あたりの売上。
OCC(客室稼働率) × ADR(平均客室単価)によって求めることができる。
シーズナリティ
季節の変動に伴って生じる市場・商品・価格の変動のこと。
繁忙期
年末年始、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、夏休み(特にお盆)、3月~4月の卒業旅行や桜の時期、10月~11月の紅葉の時期、3連休、近隣でイベントやコンサートがあるなど。
閑散期
1月中旬~2月、5月中旬~6月、9月、12月上旬~中旬。いずれも平日。
例外としては、2月のスキー場の近くのホテルなど。
YoY 前年同月比
Year over Yearの略。前年比。
イールドマネジメント
収益(yield)の管理(management)を行うことによって客室の稼働率を最大限に高め、客室の売り上げを最大化すること。
在庫管理 インベントリーコントロール
早い者勝ち、成り行きで売るのでなく、各商品への需要量と予約発生時期を見越して適切な販売枠を設定し、それを守ることで収益最大化を図ること。(需要に関する数値は過去のデータを基にして予測しなければなりません。)
料金設定 レートコントロール
オンハンドに基づき販売価格を決めるオンハンド型価格設定(OH Pricing)と予測に基づき販売価格を決めるフォーキャスト型価格設定(Forecast Pricing)がある。
OTA
Online Travel Agentの略、インターネット上だけで取引を行う旅行会社のこと。