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とりあえず、読んでください!

こんにちは!

harmoniaです!

5月に入って、だんだん陽が強くなる日が増えてきましたね☀️家の周りを探索してみると色んなお花が咲いていて、オンライン授業の疲れも少し取れました!

さて、今回は、気候変動サミットから始まり、ちはるとなぎさの本音までを記事にしてみました!人間と環境を取り巻く問題は深いな〜っていうのが伝われば嬉しいです!!

気候変動サミット

補足:これから話す気候変動サミットは今年の4月22日と23日にかけて開かれた米国のジョージ・バイデン大統領主催の「気候変動問題」をテーマとした首脳会合、サミットです。

WWFによると、「参加国はおよそ40カ国で、2009年に当時のオバマ大統領が設置した「エネルギーと気候変動に関する主要経済国フォーラム(MEF)」の17の参加国である、EU、インド、韓国、日本、中国、ブラジル、など、全て合わせると、世界の温室効果ガスの排出量とGDPのおよそ80%を占める先進国や一部の途上国が参加するほか、少数ではあるものの、世界のビジネス界や市民社会で活躍するリーダーたちも招聘されています。」と書いてあります。この中に、ビル・ゲイツが含まれており、脱炭素社会の実現には環境に優しい製品をより安価に提供出来る技術の導入が必要だと訴えました。

このサミットでは、日本は2030年までに温室効果ガスを2013年度比で26%から46%削減に引き上げました。またアメリカは2005年比で50~52%削減、中国は明確な削減目標を示しませんでした。



ち:まず、気候サミット(the leaders of climate summit)には構成的な問題があるよね。参加国には排出量の主要国が多くて、気候変動によってほぼ被害を受けてるだけの国の参加が少ないよね。

な:うん。アメリカが主催してるからかな。元々、温室効果ガスを出している主要国のためのサミットだからこれはこれでいいと思うけど、被害を受けている国の意見もきちんと聞くべきだと思う。でも、そんな機会ってあるのかな。

ち:先進国の潜在的な意識の中で、この問題は先進国の持っている知識の中でどうにかしなきゃってしてるところがあると思う。

な:途上国の中でも先進国がこの問題を作ったんだから、そっちが解決してみたいなのとかね。

ち:でも、前に出したプラスプーン有料化の記事で、ケニアの女性が北の国から流れつくプラスチックに耐えかねて、プラスチックを再利用した素材、しかも強度がプラスチックの何倍もある素材を開発したよね。そういうの聞くと、やっぱりみんなでできる部分は協力したほうが早いと思う。例えば、技術とか。

な:中国は技術開発と資金に力を入れてるらしいけど、アメリカはそれを脅威に感じてるらしいよ。政治が絡むと、解決が難しいよね。

ち:環境問題について取り組むことは、政治の話にしてほしくない。世界の問題だから、みんなで協力するべきじゃない?

な:ビルゲイツが気候サミットで登壇したに対して批判があるけど、それは政治が関わってると事がすすみにくいから、ビルゲイツみたいな経済界の代表で政治機関に属してない人が気候サミットに呼ばれたんだと思う。

気候変動と南北問題

ち:途上国の立場が弱いっていうのは、まさに自分が体験したことで、タイに住んでいたときに環境汚染のせいで体育ができないことがあったの。環境問題は、教育の機会を奪ってしまう。私は恵まれている方だけど、途上国には知識がなかったり、その上医療を受けられなかったりする人が多くいる。先進国のために途上国が被害を受けているのは嫌。

ち:もう一個エピソードがあって、エチオピアに行ったときに干ばつで農業ができないせいで教育を受けられなくなったり飢餓になる人が増えたり、気候変動でいろんな問題が起こってることを知った。アフリカは農業に頼ってる国が多くて、気候の影響も受けやすいの。それを知って、責任を感じたな。(関連する記事

ち:復旧ができるお金がないのも問題だね。今出てきた話題のキーワード言葉としては気候正義があると思う。北側の国の影響を与えているだけの人と、影響を受けているだけの人の格差がありすぎるから、その格差を埋めようとするのが気候正義。例えば、モザンビークは電気にアクセスできるが10%しか通ってないのに、洪水がたくさん起きる。電気使ってないのに、影響ばっかり受けてる。

な:マダガスカルでは生物多様性の面からの問題もあるみたい。人間はもちろん生物も被害被っているのがわかるね。

ち:本当に申し訳ないけど、はっきり言って教育とか発展すること自体に懸念があって。教育は大切だって言うじゃん。でも、実際にみんなが教育を受けて発展したとして世界中の人が高い水準で生活できるキャパがあるのか?全員分の電気はどこで作るのか?でも、だからといって自分も電気なしでは生きられないし、発展することが悪いことで電気にアクセスがない人に電気を届けないっていうのは残酷だよね。

ち:何も考えずに未来の設計をするのはよくないと思う。今の世界は、途上国・新興国に先進国と同じ道を辿らせようとしている。先進国が今まで行ってきた結果として、気候変動があるのに、果たしてその道を辿らせるべきなのかって疑問に思う。

な:もし、先進国が成功例って捉えられているのだったら、それは違うと思う。むしろ、失敗例じゃない?

ち:ほんとそれ思う!あるイベントで聞いたんだけど、NGOがエチオピアの遊牧民族の人たちは教育を受けられなくてかわいそうという同情で、学校を立てたらしいの。でもその結果、彼らは定住するという生活スタイルの変換を強制された。私は、それに違和感を感じたの。なぜなら、築いてきた生活スタイルという文化を壊してまで教育を受けさせられた人は幸せなのかって思ったから。自分だって、教育はありがたいって思ってるけど、価値観を押し付けるのは違うと思う。だからといって、ただ傍観しているのも違うのかな。

な:NGO的には正しいと思っていることでも、誇張していることになるかもしれないけど、それってその人の人生まで壊したり、生きる道を強引に変えたりすることになってるよね。

ち:そういう人たちは、資本主義に取り込まれているのかな。

な:野生動物保護の方にも似た問題があって、アフリカで保護+現地の人の雇用を守るためにエコツーリズムっていう方法を取り入れた例があるんだけど、資本主義に取り入れられて逆に貧しくなった例を聞いた事があるよ。(似たような記事

目指すべきところ?このままでいいの?

ち:あ〜世界が目指すべきところがわからない。SDGsは貧困も無くすし環境問題も無くす目標だけど、本当にできるのかって思ってしまう。

ち:貧困を無くそうとしている団体は多くあるけど、支援競争が起こっているらしい。もちろん有意義な取り組みも行っているけど、誰がどれだけその国・地域への影響力を持つかっていう外交的な手段として、貧困の人たちに飛びつくんだって。結局は自分たちや自分の国のためとか、エゴみたいで悲しくなる。

な:私は中東へ派遣されたある特派員の人の話を聞いたことがあるよ。その人は男の子に狭い世界だけではなくていろんな世界を見せようとした善意で、村の外へ出たらしいの。そうしたら、帰ってくるなり村長が出てきて、その人に向かって「村の中にいたら外にそんな世界があるって知らずに幸せに生きられたのに、なんで不幸せにするようなことをしたんだ!」って怒られたらしい。

ち:えーそれ深いね!無知の中で幸せになるのか、選択肢があって幸せになるのかっていう問いにも繋がるじゃん。価値観って人それぞれだから、先進国だけで気候変動も含め全ての問題を解決していこうとするのはやっぱり違うと思う。本当に困っている人たちの声はどうやって聞いてるんだろう。

な:ほんとだよね。難しすぎる!

ち:難しいからこそ解決できていないんだと思うけど、SDGsを作ってるだけで満足するのはちょっと。。。もちろんSDGsに一理あるところはあって、環境問題に興味を持ってもらえてたり、分かりやすいから軸になりやすかったりとかね。

な:SDGsは、2030年までの世界の生き方をまとめたものじゃん。解決って簡単にできるんだなって思われがちだけど、今少し話しただけで相当難しいってことが分かった。勘違いしていたら、本末転倒になるよね。

ち:例えば、「プラスチックって環境に悪いんだ。じゃあレジ袋使うのやめよ。これってめっちゃエコだわー」っていうふうに思っちゃうとかね。

な:鵜呑みにするだけじゃなくて、考えるっていうのを私たちも含めてやらなきゃいけないよね。例えば、SDGsが絶対的正解だと思っていいのかな。枠組みの中だけで話をしていても、その枠組みが問題だったら話にならないから。

ち:ただ今から軌道修正してたら、時間がかかりすぎて間に合わないよね。

ち:いやーとんでもない方向に飛んできちゃったね!笑

な:ほんとだね笑笑これみんなに意見を聞きたいな。特に、SDGsを発信している人とかに!

ち:今日はありがとう!すごく楽しかったよー!

な:こちらこそ!このテーマをもっと深掘ってみたいな!

終わり

ということで、今回はここまでとなります!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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5.15 ちはる&なぎさ




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