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【インタビュー】誰もが元気に暮らせる世界を目指しています

こんにちは!harmo株式会社 広報ユイカです。harmoには、「ハルモで行こう」というお薬手帳を啓発するための歌があります。その歌には振付があり、ダンス付きの動画をYouTubeで公開しています♪
今回は、「ハルモで行こう」の振付を考えてくださった森口様にインタビューをしました!

森口様は、振付を考えてくださるだけでなく、森口様ご本人が動画に出てくださっています!そして、一緒に親子役として出演してくださっている子は本当のお子様とのこと!ダンスに込められた素敵な想いをお聞きしたので、是非最後までご覧ください!
 

―――「ハルモでいこう」の振り付けを担当することになった経緯を教えてください

森口様
今回、振付をするきっかけになったのはharmoの創業者である福士さんからのご依頼でした。
福士さんと出会ったのは、もう20年ほど前の話です。harmoがシミックグループに事業承継する前、福士さんはソニーで働いていました。私は20歳の時にソニーに入社しまして、福士さんと同じ部署に配属され、大変お世話になりました。
退職後はフリーランスのフィットネスインストラクターに転身しましたが、そのきっかけを与えてくださったのも、福士さんです。
福士さんとは20年前からの付き合いで、音楽家な一面もあることを知っています。「ハルモで行こう」を聞いたときに福士さんらしい曲調だなと感じました。もともとharmoの事業が生まれたのはソニーにいた頃。私自身も当初から見てきた中で、今回の振付のご依頼をいただき、すごく思い入れがあったんです。

―――森口様が振付師になったきっかけを教えてください。

森口様
ソニーで働いているときに福士さんに、「人に喜んでもらえる仕事があっているのではないか」というお言葉をいただいて、そこから15年、開業してフィットネスの仕事をメインにしてきました。その中で振付師の仕事に出会うきっかけになりました。
 
フィットネスエクササイズの振付は決まったステップがあります。新たな動きを考案したり、歩きながら五感を働かせたり、そこで得たインスピレーションを「オリジナル感」に変化させたり、安全で、かつ効果のある、動きやすい振付を、心がけていました。
5年前からは「椅子体操」をベースにした「ナイス体操」に注力しました。「ナイス体操」とは、ナオコ(森口様)の「ナ」と「イス(椅子)」を組み合わせてオリジナルで作ったものです。座ってできる体操で人々の健康を支援できる仕組みがあったら、老若男女問わず誰もが健康でいられる手法になると思って独自に開拓していたんです。そこから、様々な振付のお仕事をいただくようになり、福士さんからも「ハルモで行こう」の振付を考えてくれないか、とご依頼がありました。

―――「誰もが健康でいられる」というお言葉には、どのような想いが込められていますか?

森口様
健康であれば、人は何でもチャレンジできると思っています。また、ご自身が描いている健康を大事にしてほしいという思いがあります。
年齢が上がるにつれて、人は誰しも老いていきます。また、障害を抱えていたり、見た目ではわからない不自由さを抱えていたりしても、自分らしくいられることが、健康の形だと考えています。
 
数年後は今以上に高齢化が進み、4人に1人が75歳以上になる時代がやってくると言われています。しかし、一概に「高齢者」といっても元気な人は元気ですし、自分の可能性さえ見失わなければ、明るい未来を見ることができる、ということを実現するためにチャレンジしています。

 
―――ご高齢の方でも元気に暮らせる世界を目指されているのですね。そう想うようになったエピソードはありましたか?


森口様
フィットネスの事業を中心に15年携わってきた中で、様々な方と会う機会がありました。事業を始めた当初は60歳からが高齢者だと思ったんですよね。しかし、その年代の方々と接するたびに気づけば、「あれ、私自身が元気もらっているぞ?」となったんです(笑)
人生の大先輩の皆さんは、私よりも遥かに長く生きている方がお客様なわけです。その方々から、もらえるパワーは本当に大きなものがあって。元気でいることが、社会の価値に繋がるということを感じてからは、元気なシニアの方を増やさないといけないと思ったんです。
今の若い方は今の健康に満足しがちです。女性だとありがちなのが、お食事ダイエット寄りになってしまうケースです。確かに見た目はスリムになるかもしれないけれど、それは本当の健康とは言えないのではないかと疑問に思います。
元気なシニアの方たちのように、程度適度な運動をして、フィットネスのレッスン後には仲間とビール飲むのが楽しみとか、お茶するのが楽しみとか、すごくいいと思うんですよ。「フィットネスを通して様々な楽しみに繋がる」ということが、私が大切にしている考え方です。人はそれぞれ健康の指標は違いますし、意識していることも違いますが、その中で自分自身が元気でいられる「健康のあり方」を考えてほしい、というのが私の想いです。
 
そこで、人々の健康や社会の活性化のために、私ができることの一つに、「ハルモで行こう」の歌に合わせた振付を考えました。「子供への思い」「親への想い」「自分自身の想い」へのメッセージ性が強い歌詞に非常に共感をしていたので、その歌詞をイメージできるような振付にしたところにこだわりがあります。

――――harmoのダンスはどういう想いが込められていますか?


森口様
「親子でできる」というところをテーマにしているので「ふたりでひとつ」を意識しました。「ハ」の字もふたりでひとつ、大きなハートもふたりでひとつ。1人で健康を追求するのはすごく難しいと思います。そのためご家族やご夫婦、お子様等、どなたでも良いのですが、「大事な方と共有できる健康っていいよね」というところを伝えられたらいいなと思い、心を込めています。
 
振付に関してはサビの部分で子供と中の手を組む振りがあり、お互い端の手で「ハの字」を2人で作っているんです。ハルモの「ハ」ですね。アイディアが降ってきてこれ以上の振り付けは思い浮かびませんでした。


ハルモの「ハ」の字


また、「ハルモで行こう~♪」というフレーズにあわせて、「行く」という部分に手話を取り入れています。その手話にアレンジを少し加え、上向きに進んでいくようなイメージで、ご自身の描く健康で前向きな人生を表現した振付にしました。
 

「行く」という手話を取り入れた振りつけ

また、様々なところでいろんな種類のハートを作っています。
娘に、学校の中で流行っているハートを聞き、「これ可愛いかな~」と話し合いをしながら振付に取り入れました。子供の世代でも馴染みのある振付を親子で楽しんでほしいと思っています。

ハートの振付

―――最後に、森口様が振付にかける想いを教えてください。

森口様
どのような目的で依頼して下さったのか、お客様の想いをカタチにする振付を心掛けています。納品した後も、ずっとずっとお客様の健康を支え続けたいという思いです。
今まで様々な体操振付の仕事を担当させていただきました。例えば、大好きな清掃の仕事を長く続けてほしいとの社長の想いをカタチにした、従業員向けの朝の体操や、保育園の歌に合わせて、子どもたちや先生方の健康増進に寄与する体操があります。
納品した先で語り継がれていくものになるということは、私が作った振付がある意味、その企業さんの資産になっているのではないかと思っています。要するに、振付は納品した企業さんの成長や発展とともにあるということを常に私の中で位置づけています。
今回に関しては、他ならぬ福士さんの依頼ですし、「ハルモで行こう」の曲は私自身すごく共感をしております。
社会の発展とともにharmoの発展も、心から願っています。

さいごに

森口様、素敵なお話しをありがとうございました。
「ハルモで行こう」の振付を考案するだけでなく、harmoの活動に対する共感や、熱い想いが伝わりました。また、森口様が振付師としてのご経験を通して、健康を大切にする姿勢に共感しました。
 
特に、森口様の考える健康の形についてのエピソードが印象的でした。年齢や外見、障がいの有無にとらわれず、「その人らしい健康のあり方」が本当の意味での豊かさであるという考え方に感銘を受けました。また、親子での振り付けや手話を取り入れたアイディアは、harmoのメッセージ性を素敵な形で表現してくださっています。
人は一人では生きていけません。「健康」に関して、ご家族や大切な人を想う気持ちはもちろんですが、たまには自分自身の身体と向き合い、健康を大事にしてください。自分自身も健康がベースにあるからこそ、大切な人の健康を守れると考えています。その中で、harmoおくすり手帳がみなさまの健康管理の一助となることを望んでいます。
 

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