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ご機嫌の素を爪に乗せて

いつだったか。
「自分の機嫌は自分で取る」
というワードをTwitterでよく見かけた時期があった。
その頃から意識しだした、私にとっての「自分のご機嫌を取る方法」の1つ。

メイクよりもお気に入りの服よりも

お化粧も着替えも済まぬまま朝食の用意をしている時も、洗濯物を畳んでいる時も、面倒で面倒で仕方がない確定申告の作業中も。
そして今こうして文字を打ち込んでいる時も。
手の爪は自分の視界に入っている。

そこに自分が好きな色があったら、好きなアートがあったら。
にこにこしてしまうんだよね。お風呂にだって連れて行けるんだ。ずっと一緒。


ずっと一緒(期間限定)

ネイルアートをした後は、おはようからおやすみまでずっとお気に入りと一緒。
しかし、悲しいかな期間限定のアートでもある。
生きている限り爪は伸びる。爪が伸びたらさようなら。

時間をかけて爪に乗せたお気に入りをオフして、また次のお気に入りを時間をかけて乗せる。スクラップアンドビルド感もまた楽しみの1つなのかもしれない。


最近の楽しみ方

ネイルアートを始めてから15年以上。
爪の長さや色味、ネイルアートのトレンドにも触りつつ色んなものを乗せてきたが、次のネタが思いつかない時に意見を求める人ができた。

我が子である。

もうすぐ4歳の息子は可愛いものが大好き。
私のネイルが変わっていれば夫より先に気がついてくれるし、「かわいい!」と褒めてくれる。
しかも私の指を順番に指差して10本全てにコメントをしてくれるほど。

そんな彼に私のご機嫌の素作りのお手伝いをしてもらっているが、これがなかなか良い。
自分では選ばない色を乗せることもあるのだが、「案外良いじゃん」となるのである。

好きの幅が広がっていくのもまた楽しいし嬉しい。
今日も色々あったけど、爪を見てご機嫌な気分で眠れそうだ。


記事を読んで頂くだけで嬉しいので、サポートを頂いてしまった暁には飛んで跳ねて喜びます!新しい編み図作りのための資材購入や勉強の費用に充てさせて頂きます。