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【続】地元館山に帰って来た話。


寒くなって来ましたが
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

前回の投稿で地元、館山に帰って来て鍼灸院を開業します!という記事を上げました。

心の底から

「ただいま」

という思いです。

帰って来てから、何人もの人に言われるのが
「館山の事好きだよね!!!」
「地元大好きだよね!!!」
という言葉達。

確かに、そうなんだけれど
なんかしっくり来ないなと。

地元、館山のことは
好きでも、嫌いでもありません。
ただ、たった一つの生まれ育った故郷です。
嫌いな時期もありました。
向き合いたくない時期もありました。
それを否定する必要もありませんでした。

18歳から館山を出て
東京に住んだり、山梨に住んだり、神奈川に住んだり、結局海の近くの湘南に住んだり。
色んな場所に行ったり、なんだり。
割と色んなところにフラフラしに行ったつもりです。
そんで気付いたのは、結局地元にいながら、あーだこーだ言いながらも仕事して生きてる奴がカッコいいということ。
そして、地元に居ない間に沢山の地元、移住者の方達の手で少しずつ変わっていく地元を見ながら「嬉しいな」と思う反面、でしゃばりな俺は「悔しいな」と思うようになった。

なんでそこに俺がいないんだよ。

と。

でしゃばりだねぇ。
人見知りの癖にでしゃばりだねぇ。
でもでしゃばり目立ちたがり屋の奴は割と人見知りがいる気がする。(俺調べ)

そんな事を思いながら、変わらない毎日を過ごしていく中、【悔しい】思いが増す一方で、その【悔しい】の反対には【愛】的な物があるんじゃないか?と気付いた気がする。
愛があるから悔しいんだと。無関心じゃなかったんだと。

その【悔しい】を超える為には、地元にて帰ってやる事をやるしかありませんでした。
そんな機会をくれた嫁ちゃんには本当に感謝をしています。


好きでも
嫌いでもない
むしろ嫌いな時期があった地元、館山。

結局に愛してんだと思う。


もう帰ってきたからには、やってこ。ぶっ飛ばしていこう。
色んなものを都会に置いて来たんだから、身軽です。


やっぱりどんなものにも愛は必要だね。


そんなこんなで、僕は館山に帰ってきました。
いいとこだよ、館山は。

「なんもないじゃん館山は」

館山に遊びに行ったちょっと繋がりがある知らない人が言ってた言葉に、返す言葉は

「あのね、何もないの館山には。ある程度のモノはあるけどね。何もないから、頭空っぽにして本当に大切なモノ、頭と心に閉まって空の見えない都会に帰ってから優しいモノを伝染させて下さい」

と。

館山に来た人は頭空っぽにして、良いモノ吸い込んで、生きてて良かったな〜って思って下さい。

何もないは
何かがあるって事だからな。


何かを作れる場所だからな。

という事です。

ただいま、館山。

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