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保育園栄養士を辞めた理由

こんにちは。

今回は私が6年間務めた、保育園の栄養士を辞めた理由について
書いていこうと思います。

理由はいくつかありますが、その中で最も大きな理由は「体調不良」です。

その主な症状は「吐き気」

今も完治した訳ではないのですが、だいぶ良くなりました。

(ここから吐き気について書いていくので、嘔吐恐怖症の方や食事中の方はお気を付けください)

嘔吐恐怖症

私は子どもの頃から吐くことにとても抵抗がありました。

気持ち悪くなると、吐くことが怖すぎて家中走り回り、
お母さんに「じっとしてて!」と怒られていました。

吐くことは、死ぬことくらい怖いことだと思って生きてきました。

大人になって調べてみたら、
それは「嘔吐恐怖症」という症状だということが分かりました。

そんな私にとって吐き気という症状は、
本当につらく、とても苦しかったです。

吐き気との闘い

症状が出だしたのは、働きはじめて2年目くらい。

はじめは頻度が少なく、たまに気持ち悪くなる程度でしたが、
5年目6年目になると毎日のように症状がでるようになりました。

仕事がある日は毎日吐き気との闘い。

しかし、吐き気という症状があるだけで実際には吐きません。
もう限界だと思ってトイレに駆け込んでも吐かず、
ただ我慢するだけでした。

症状はその日によって変わりますが、30分~2時間くらいで治まります。

食後に吐き気が起きやすかったので、
食べることが怖くなりました。

食べなければ楽に過ごせるので、
食べることを拒むようになりました。

しかし食欲はあり、お腹もグーグー鳴ります。

ですが一口食べると胃が受け付けず、二口ほどしか食べられません。

そんな生活をしていたら、体重が7kg減少してしまいました。

このままだと良くならないと思い病院に行くことにしました。

ストレス

消化器内科で、初めて胃カメラをしてもらいました。

原因は何なのかとても緊張しましたが、先生に
「胃も食道もとてもきれいです。ストレスはありますか」
と言われました。

ストレス、、、

正直あまり分かりませんでした。
仕事の環境も変わっていないので、
むしろ仕事に慣れてストレスは少なくなっていると思っていました。

しかし、仕事をしている平日に症状が重く、
休日は少し楽になるので、自分では分からない仕事のストレスを
どこかで感じているのかなと思いました。

とりあえず、胃薬と吐き気止めをもらいました。

仕事を辞める決意

薬を飲むことで、気持ち的に少し楽になりました。
ですが、原因が分からないのでモヤモヤが残り、
吐き気の症状は治まりませんでした。

この仕事を続けている限りはこの症状は続くのだと思い、
耐えられなくなってしまいました。

そして、6年目に辞めることを決意しました。

辞められると分かっても、最後の最後まで症状は続いたので
ずっと苦しかったです。

今だから思う仕事のストレス

辞めてみて感じた仕事のストレスがあります。

それは、仕事を休めないこと

私は、同期の栄養士と2人で
園児・職員合わせて150名ほどの給食を作っていました。
たまにお手伝いの人が、午前中のみ来てくれたのですが
基本的にすべて2人でやっていました。

なのでどちらかが休むと、
もう1人がほぼ1人ですべての業務を行うことになります。
なので、少しくらい体調が悪くても
絶対に休めないと思っていました。

今考えてみると、他にもいろいろ思うところがあったので
様々なストレスが吐き気の症状としてでていたんだと思います。

今は仕事を辞めて良かったと思っていますが
保育園栄養士の仕事をしてきたことは全然後悔していません。

もし、保育園栄養士を目指している方で
このnoteを読んでくださっている方がいましたら
本当におすすめしたいお仕事です。

料理が好きで、子どもも好きな方でしたら
とてもやりがいを感じられるお仕事だと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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