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社内SEについて

自己紹介にも書いた通り、私は某メーカーで社内SEをしています。その前はIT会社でベンダーとして他社のプロジェクトに入っていましたが、2年半ほど前に転職して今の仕事に就きました。その理由や仕事内容、日々考えていることなどを書いておきます。

まず初めに、私には理想としているIT屋さん像があります。元々あった理想ではありません。新卒でITの知識がないところから現場で様々な経験を積み、前職と自分の考え方とのギャップが見えてきました。そんな時にこの本を読み、ああこれが私の理想だったのか、と。

ハロー・ワールド
藤井太洋

それで転職を決意し、1か月くらいで決まりました。今の会社は一次面接と二次面接の間にゴールデンウィークを挟みましたが、それでも2週間くらいでさくっと決まりました。
自分の理想があるということは、自分の経験を元に語れる事があるということです。就活で挫折した人も、理想ができたなら転職活動の面接ではちゃんと主張できますので安心してください。

転職先選びで一番重視したのはやっている基幹システム導入プロジェクトの計画の妥当性でした。それでだいたいその会社のIT部門が持っている理想や、どの程度ITの理想に合わせてくれる会社か判断できると思います。

それから2年半。無事基幹システムが本稼働してそろそろ1年。やはり私の会社選びはIT目線では間違っていなかったと思います。今は基幹システムおよびその周辺システムの運用をしつつ、関係会社に展開を進めています。問い合わせや申請が大量に来ます。社内の他部署と交流する際は、部署と名前を言えば通じるレベルになりました。
ただ予想外に重要な立ち位置になってしまってすごく忙しいのと、業界全体としてコロナ禍の煽りから立ち直れていないためボーナスは少なめです。
それでも前職の、自分の職業倫理に沿わない仕事内容よりは断然良いです。

社内SEになってみて、メリットデメリットは両方あると思います。
先にメリットを挙げます。自社勤務なので社内の出張はあっても客先常駐のような帰れない縛りはありません。規模にもよるかもしれませんが、基本的に担当できる業務の範囲が広いです。また実ユーザーとの距離が近くて、情報も決断も段違いで早いです。
デメリットも挙げます。人間関係は狭いです。間接部門になるので、何をしているのか理解されないことが多いです。担当範囲が広い分、要領の良さと勘と知識を求められます。

今後の自分のキャリアの展開ですが。もうしばらくはこのまま社内SEとして経験を積みたいと思っています。海外関係会社にシステム導入しておきたいです。しかし、その後どうするかは悩むところです。新しく学べることがあるのかや、どの程度人員が確保されるのか、昇格の可能性があるのかどうかが自分の中でネックになると思います。
もう一度ベンダーの立ち位置に戻るのも良いのではと思っています。スキル的には十分足りるでしょう。

さて、こんなところで私の仕事の紹介を終わります。あ、実は。広報がやってるXというかTwitterをやらせて欲しいなとか実は狙っています。

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