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電子温灸とよもぎお灸。使い分けのヒミツ

「本当にいいものを、胸を張っておすすめしたい!」
(嫌なものは嫌と感じるということも、私の大切にしていること)
これが私のポリシーです。

10月に訪れた、美容や健康に関する新製品のイベント。
私は友人に誘われて、なんとな~く参加したのですが、
そこで初めて、「電子お灸」に出会いました。


「よもぎお灸」は、昔から伝わる健康管理法のひとつ。
ヨモギを乾燥させて作る自然由来100%の体に害の少ない優れもの

しかし、どんなに良いものでも
メリットもあり、デメリットもあります。

「陰(デメリット)」と「陽(メリット)」
2元論の元、成り立っている東洋哲学
世の中を考えるうえで、とても役に立つ知識です

今日は、「よもぎお灸」と「電子お灸」の陰と陽について
私なりの考察で解説したいと思います!


ヨモギお灸の陰陽に迫る!

通常のお灸、よもぎお灸について解説したいと思います♪

お灸にはこんな効果があります!

・お灸した場所の活性化
・血液の量を増やして、血流を改善する
・免疫力を高める


そう。温めるだけの効果ではありません!
想像より、一段階深い内容や効果が詰め込まれているところが
東洋医学の奥深さであり、かっこいいところ


鍼灸治療というのは
ちょっとカラダを傷つけることでその傷口を治そうとする
人の再生能力を上手に活用した
「自分のカラダを自分の力で活性化する方法」です。


お灸した場所には
血液の成分である 白血球・赤血球・血小板などが
一気に集まってくるおかげで

そこにある「コリ」という老廃物が上手に処理されたり
「ツボ」というカラダの状態を反映した場所が刺激されたり
「酸素」や「栄養」が全身に巡ったり
「気持ちいい」という、セロトニン的幸福度が高くなります!

(アドレナリン的幸福度は、興奮による幸福なので癖になりますが
セロトニン的幸福度は、じわじわ幸せだなと感じる、家族愛的幸福度です)


また、

「あえて何もできない時間を生み出すもの」が
「よもぎお灸」に含まれています。

暇さえあれば、スマホを見る私たち
「火」を使うことで、身動きを取れなくし、じっと皮膚の感覚に集中する。

この時間が、自律神経を整える
「瞑想・マインドフルネス」に繋がっています。


「温かくて気持ちいい~」
の裏側には、こんな作用が隠れていたのです!

お灸…侮れん!


しかし、デメリットも存在します。

・やけどになる場合もある
・「火」を使うので、できる場所やタイミングが限られている
・「煙」や「におい」が出るので、好き嫌いがある
・肩や腰は、一人ではできない


鍼灸師の私も、自宅に帰れば1児の母。
血液型O型のずぼらママです。

「お灸したいな~」と思っても

ライターを取りにいくひと手間
子どもがいるとやけどが怖くてできない
洗濯物ににおいが付くので、タイミングを考えてしまう

私もこんな不便を感じていました。

この不便さを解消してくれたのが
「電子お灸」だったのです!


電子お灸の陰陽に迫る!

「電子温灸」は、
サッと欲しいときに手に取れて
受電式なのでどこでも場所を選ばずに
とても安全!無煙無臭!

という、使い勝手抜群のお灸です


私は、頭で考えることがとても多い…
考えることで「血」を消耗します。

モノを見たり、
考え事をするというのは、
大量の「血」を消耗します。

ただでさえ「血」が少ない私は
目と頭を良く使うPC作業中
足のツボ「太衝」に電子お灸を当てながら仕事をしています。

もちろん
足がポカポカして気持ちがいいのもありますが
「ツボを刺激する」ことで

頭の疲れ感や目の疲れに違いが現れます!

こんな風に
ちょっとした体の不快感を解消する積み重ねが
楽しく元気に仕事をする秘訣だと思っています


テレビを見ながらツボを刺激したり
車を運転しながらでも、肩こり解消もできます
家族に頼みやすいので、腰を温めたり
顔などの目の部分にも当てることが出来るので、
クマの解消にもとっても便利です!


しかし、「電子お灸」には
「よもぎお灸」のような隠れた効果は
あまり期待できないのではないかと
感じています。

詳しいデータを調べたわけではありませんが
鍼灸治療は、「ちょっと傷つける」ことで、
多くの体の内側へのメリットを手にしています。

これは、マッサージや皮膚を温めるだけでは得られない
「鍼灸だから出来ること」だと思っています。


「電子お灸」の熱の入り方などは、元来の「よもぎお灸」に近いものがありますので、

ツボ周辺の血流改善や
ツボを刺激する効果は
多いに期待できると思います!



私なりの使い分け。陽と陽の良いとこ取りをして今日明日の元気を補う!

「両方のいいコト取りをしたい!」
私はこんな使い方をしています!

まず、自分のことを振り返ってもらいたいのですが

マイナス時期 →体調が悪いとき。目的があるとき。生理の前後。仕事が忙しいとき。bad
ゼロ     →「普通」と言いたくなる時。
プラス時期  →「調子がまずます」「調子がいい」


この3つのポイントで自分の体調を考えましょう。

マイナス~ゼロの時
積極的に「よもぎお灸」をおすすめします。
隠れた効果、カラダに及ぼす影響が一石三鳥くらいあるので、ゼロ地点へ上げるためにも頑張り時!

ゼロ~プラスの時は、
日常使いできる「電子お灸」で楽しい温活を!
「サッと手に取れて続けられる」ことが、最も大切なことだと思っています。続けやすい方法でOK!


人の体は、しなやかに揺れ動くことで
四季折々の変化に対応しています。

みんな、マイナスの時もあればプラスの時もある。

ずっとプラスの人はいません!!!
その変化を自分自身で感じることができ
それに対応できることが
「ごきげん時間が増える秘訣」です。


私は、時間があるときは「よもぎお灸」を。
時間がないときは「電子お灸」を。

また、あえて「無の時間。何もしない時間」を作りたい時は、
「よもぎお灸」を。

こんな感じで使い分けをしています。

自分自身の体調がどんな感じなのか?
また、日常の暮らしにフィットするのはどちらなのか?

この2つに気を付けながら
両方のいいこと取りを楽しんでもらえたら嬉しいです!




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