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クロモジゆりこのマルチスプレー

先日、ステキなご縁を頂いて久々に和精油のワークショップ。私も大好きなクロモジを使ったマルチスプレー作り。以前、私の好きの押し売りで、クロモジを使ったスプレーをお渡ししたところ、とても気に入って下さり、今回リクエスト頂いたのだ。

ところがこの方、以前他の方からもクロモジ精油をいただいたことがあったそう。でも、その時は今回のようにトキメクことはなかったとのこと。
人それぞれ、様々なタイミングがとても面白い。
ちょうど良きタイミングで出逢わせて頂き嬉しい。

私が和精油の講師の資格をとるに至ったのも実はクロモジの香りに惚れ込んだことがキッカケだ。
人を虜にするクロモジ、どんな成分で成り立っているかというと
主成分はリナロール。採取場所などによりパーセンテージは異なるが、リラックスできることで有名なラベンダーにも多く含まれている成分だ。
では、このリナロールがクロモジの魅力だろうか?
その一面はあるかもしれない。心や体がリラックスを求めている時にクロモジを心地よく感じる。それもあるだろう。しかし、それだけなら、ラベンダーでもいいし、他の精油でもいいと思う。
ダケド、やっぱりクロモジがいいのだ。
クロモジと非常に構成成分が似ているものに、ローズウッドがある。CHANEL5にも使われていると言われる香りだ。
ところが私が好きなのは、クロモジなのである。
どうしても、クロモジがいい。
では、なにが違うのか…
実はクロモジは非常に多くの成分から成り立っている。未だわかっていないものも含め、ローズウッドに比べ構成成分が多いそうだ。
この複雑さの絶妙なバランスがクロモジの魅力?それを感知したときにその深さにハマる?
うーん…
案外日本人ダカラ…
日本に住んでるから
というシンプルな理由な気もする 笑

好きなものは好き
理由なんてなくていい
(ああでもない、こうでもないと考える事は好きダケド)

ハマってから感じている魅力は
華やかでありながら
決して誰かの邪魔をしない
寄り添ってくれるところ
クロモジのような人になりたい、と思ってしまう。
クロモジの花言葉は
誠実で控えめ
とてもしっくりくる
千利休のお茶席でも
華やかに香りつつ
彼らを邪魔することなく
戦に向かう武士たちに寄り添っていたのだろうか
(茶花として、お菓子を頂く爪楊枝として使っていたとこのと)

そんな風にクロモジに様々な想いを馳せつつ
スプレー作りをするのだが
作り方は簡単に言うと
精油を乳化させて
水を入れて混ぜてできあがり。
個人的には精油はより自然に近く香る方が
その効果が活きるように感じる。
香りは薄い方が効果があるというものもどこかで読んで、やっぱりそうだよね!と思った記憶もある。
ということで、
以下クロモジに限らず
好きな香りの精油を使ったマルチスプレーの作り方の一例。
精油の瓶によって1滴の量が異なる事もあるので、あくまでも私のワークショップでの資料であり、これが全てではないので、作る場合は自己責任でお願いします。
(ワークショップにご参加頂く方には責任を持ってお伝えさせて頂いております)

アロマクラフト、人に伝えるとかなんとかというより、自分がまずホント楽しい。またどこかでワークショップしよう。大好きなクロモジから繋がるご縁がとてもしあわせ…

【クロモジゆりこ…】
つい、あちこちで好きなクロモジの話をしてしまう。あの、クロモジのゆりこさん?と聞かれて、はい、クロモジのゆりこです、と。
パワーワード 笑
そんな話をきっかけに、クロモジゆりこと呼んで下さったのが今回のワークショップをリクエスト下さった方。
とてもステキな方にそう呼ばれて、気に入って…
クロモジゆりこのマルチスプレーにしてみました❤︎

✳︎精油を使う時の注意事項✳︎
日本では精油は雑貨扱いです。自己責任での使用となります。小さなお子さん、ペットさんへの配慮など、大丈夫ですか?
以前気まぐれセルフケア日記内で書いたnote。
好きなものが少しでも安全に楽しく使われて欲しい…という想いで書きました。セルフケアとして精油を使われる際のご参考になれば。

★ワークショップのお問い合わせはコメント、またはTwitter DMよりお気軽にご連絡下さい。オンライン、オフライン共にリクエスト開催させて頂いております。

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