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《絵本レビュー》ししにゃいとおしょうがつ

こんばんわ!

今日は1月3日ですね。
正月三が日が終わりました。(^^)

明日から、仕事始めの方が多かと思います。
ファイティンです。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、【ししにゃいとおしょうがつ】です。

作者は、澤野秋文さんです。
初版は、2019年12月です。


《ストーリーについて》

『あけましておめでとうございます』

お正月に、ピンポーンってお客さんかなって思って、玄関に行くと小さくて変わった、ししまいが....。

おせちの中から鈴を探したり、福笑いに挑戦したり、唐草模様の迷路をしたりと楽しい遊びをして過ごします。

果たして、我が家を訪ねた謎の生き物、『ししにゃい』。その正体とは...!?

ししにゃいと、男の子とその家族の楽しいお正月の物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、ししにゃいのアップが描かれていて正月感満載。

②見返しのページも、親戚が集まって玄関でお出迎えしているところが描かれていて賑やか。

③題字の文字は、筆で書いたようなフォントで正月感がさらに倍増している。

④絵も、色鮮やかに楽しくてワイワイした感じが伝わってくる。

⑤文は、読者を巻き込んで遊べるような工夫がしてある。しかも、3つも遊べる。

⑥冒頭から、子どもたちが正座をして新年の挨拶をのべているところが礼儀正しくて感心する。

⑦お節料理の絵が豪華すぎて、ヨダレが出るくらいリアルなクオリティ!

⑧しかも、そのお節料理に、ししにゃいの鈴が紛れこんでしまうという話の展開が面白い。

⑨近くでは、大人達も談笑して楽しんでいるところが、お正月っぽい。

⑩最後は、ししにゃいの正体がわかりつつもお年玉をあげてハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『ししにゃいってさ、ねこなの?だってさ、にゃいってねこがそうなくもん。』
『ふくわらいはさ、じぶんたちでつくろうよ♫』
『ししにゃいも、おとしだまもらってよかったねぇー、わたしたちもおりこうさんだから、もらったのよっ!』

って、言ってました。

わたしは、娘達とこの絵本で福笑いのページが1番盛り上がりました。
大笑いしてゲーム感覚で読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

十数年ぶりくらいに、福笑いしましたね(笑)
まぁ、なかなかの盛り上がりをみせて、とくに娘達がハマって、顔のパーツを作ってましたね。

こんなに、夢中になってくれるんだなぁって思いながら、幼い頃の自分と重ねていました。

こうやって、何世代でも共通して楽しめるんですよね(^^)

正月遊びの風習というのもまた興味深いものです。

☆彡



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