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《絵本レビュー》じゃない!

こんばんわ(^^)
今日は、全国各地猛暑日だったんじゃないでしょうかね。

朝から暑かったですもん。
いつも、朝活のお散歩も苦痛でしたね(笑)

昔は、お盆過ぎたら涼しくなるとか言われてましたが、今はどこ吹く風。

さぁ、今日もクーラーを入れた室内で、やっていきましょう!

【じゃない!】の絵本レビューをしたいとおもいます。

作者は、チョーヒカルさん。
初版は、2019年8月です。


《ストーリーについて》

世界を、うたがえ!

きゅうり...じゃない!?
みかん...じゃない!?

固定概念をくつがえす、奇想天外なたべものの数々。

新進気絶のアーティスト・チョーヒカルさんが贈る、新感覚たべもの写真絵本です。

そして、全てCGではないのです。


《10コの好きなところ》

①全てCGではなく手描きで表現しているところ。全部がリアルで本物にしかみえない。

②〇〇じゃない世界観が見事に一冊にまとめられている。それを人間の三大欲求の食欲にフォーカスしているところもステキ。

③背景が全ページブラックで、モノがよりハッキリみえる。本の用紙選定にもこだわりがみえる。

④被写体に向ける光の当て方も絶妙でリアルな
たべものにみえるところ。

⑤小物(お皿など)を使用しているところも。よりリアル感がでて素敵。

⑥例えば、バナナの上に色をぬってきゅうりにみせかけているけど、きゅうりにしか見えないところが考えさせられる。

⑦これは〇〇→...じゃなくて〇〇みたいな繰り返しの流れの構成がわかりやすい。

⑧話の後半は、たくさんの【じゃないたべもの】がでてきて、楽しい。

⑨なにより、本当写真が綺麗でいろんなスペシャルな技術によって出来ている一冊だなとおもう。

⑩ 最後は、アイスクリームのじゃないで、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

次女(4)が、この絵本を読み込んでおりまして、わたしにいちいち
『これね、バナナじゃないとよっ』
ってドヤって私に言ってきます(笑)

わたしも、圧倒的なクオリティーにやられて1ページ1ページじっくり見ながらページをめくってしまい、結構読み聞かせ完了まで時間がかかりました。


《おしまいの言葉》

本当、固定概念ってなんだろうって思いましたね。

自分のなかで凝り固まっている考えやイメージが、サラサラーって楽しい気持ちで崩れる音がして、また絵本に救われている私がいます。

考え方って、パターン化されて年齢を重ねるごとに人に相談することも少なくなってきたように思います。

どこかで、諦めることが得意になったり見て見ぬ振りもまた然りで。

ここ最近は、なんか人とキチンと付き合いたですし、人に興味がわいております(笑)

人間好きなモードなのです!

☆彡



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