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《絵本レビュー》おさるちゃんのおしごと

こんばんわっ!

今日はですね、家で育ててるミニミニ桜の木苔玉に、桜の蕾を何個か発見しまして。

それだけでテンション上がりましたね。
他に育ててるサボテンちゃんにも蕾が!!

春をですね、身近に感じ実感できる些細な幸せです(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【おさるちゃんのおしごと】です。

作者は、樋勝朋巳さん。
初版は、2021年1月です。


《ストーリーについて》

おさるちゃんは「せいこついん」で働いています。

患者さんの痛いところをマッサージしてあげるお仕事です。

月に一度、おさるちゃんは山へ帰ってお友達のペロと一緒に山の仲間をマッサージしてあげます。

さぁ、どんな患者さんが来るでしょう?

おさるちゃんと、ペロの絶妙なコンビに患者さんが心も体も癒されていく優しい物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙が山へ施術に向かう、おさるちゃんが描かれていて、嬉しそうな表情が微笑ましい。

②見返しも、おさるちゃんが好きで被ったりコレクションしているであろうベレー帽がたくさん描かれており可愛い。

③題字が、カラフルな色が使ってある丸ゴシック体で元気がでるし、おさるちゃんの性格とマッチしている。

④絵も、優しい色合いと、おさるちゃんやペロや山の仲間達の優しい表情が繊細に描かれている。

⑤文は、おさるちゃんと患者さんとのやりとりや、たまにペロが看護婦さんのように振る舞うところが優しく書かれている。

⑥おさるちゃんが人間界の整骨院で働いていて、しっかりと夢もあるというところの設定が素敵。

⑦おさるちゃんのトレードマークはベレー帽、ペロちゃんのトレードマークはベルトと特徴があるところもおもしろい。しかも、2人ともリュックスタイル!

⑧いろんな症状の患者さんがたくさんページを使ってかかれていて接骨院のお仕事がよくわかる。

⑨猿だけに、お仕事がおわったら猿仲間と温泉につかるシーンは何とも言えない可愛さがある。しかも、温泉卵は黒!

⑩最後は、毛づくろいをしてもらってハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『パパも、このおしごとよねー?もみもみやさんやろ?』

『くろたまご、たべてみたいなぁ〜ねぇ、くろたまごってどうしたらできるのー?』

『おさるちゃんさ、かえるときにないてたね。かわいそうに』

って、言ってました。

わたしは、作者の樋勝さんが前作出された主人公のペロちゃんが今作の絵本でおさるちゃんの友達として登場しているところに個人的にグッときながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

なんか今、卒業シーズンじゃないですか?

この絵本の主人公おさるちゃんにも〝いつか山で整骨院を開院する〟ことを夢にしていて希望がいっぱいなんです。

何歳になっても、遅すぎることはないですし、夢って仕事だけじゃなくて生き方もそうですよね。

わたしも、がんばらなくちゃっ。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!

☆彡








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