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お金の奴隷がお金から開放されたかもしれない?!と思わせる一冊の本はこちらです。

ショウヨン(男)が、「ママのために社長になってめっちゃ稼いで楽させたるからねー!」ってんで、中学受験するって言ってるんです。

ウチの子、マジで天才なの!?って話ではなくてですね…

それはそれで母として嬉しいですし、わたしも以前はとにかく「お金お金」って言ってた部類の人間ですので、気持ちはわかる。

だとしてもですよ!?そういうことじゃないじゃないですかぁ、、、

お金だけ稼げればいいってもんじゃないじゃないですかぁ、、、

夢を壊すつもりはなくても、伝えておきたいことがある。一応、君より長く生きてる大人として。

というわけで、ショウヨンに読ませるべく、ひとあしお先に読んでみたのがこちらの本↓

う〜〜〜、わたしのお金持ち願望の薄っぺらさに、今ごろ気づいて恥ずかしいわ。

お金の本質とか、お金の循環のこと、お金の価値が有るとか無いとか、お金という物質そのものについて、ありとあらゆるお金にまつわるエトセトラを、わたしはまったく見ようとしていませんでした。

知らなかった、と言ってしまえばそれまでだけど。

いや、違う。わたしはきっと、無意識で知りたくなかったんだと思う。

だって、ここに書かれてあることを知ってしまったら、わたしはもう、このままではいられなくなるから。

ただ単に「お金持ちになりたい」の方がまだマシ。

お金の向こうのことを想ってしまうと、こんなわたしでも何かできることがあるかもしれないって…。

無謀や。どの口が言うてんねんって話ですよ?

極度の飽き性で、知識ばっかりつけておかげで散財してさ。

なにも成果や結果を残してない人間が、それじゃまるで羊飼いの少年やん。

いざとなるとビビってなんもしないくせして、大きなことだけはいっちょまえに言い放つ。

こんなアタシに今から何ができるっていうの!?




だけど、わたしがフセンを貼ったのは、ここだった↓

アフリカには行ったことないし、行きたいと思ったこともないけど、漠然と

「あー、雇用を生むことがしたい」って思ってしもたんやな、、、

これ読んだら、そう思う人いるかもしれないです。

そうじゃなくても、お金の奴隷そのものだった私のような人は、読んだらきっと視点が変わって見える世界も変わってくるでしょう。知らんけど。

自分の視野の狭さを思い知る1冊でした。

でも確かに、わたしがお金お金って言ってんのは、昔なら100%自分のためのお金だったけど、今はショウヨンの学費のためにお金がほしいに変わってる。

そこだけは、この著者である田内学さんと同意見じゃないかなと思ってます。

読み終えてこれを書いていますが、なーんか清々しい!

現実をまざまざと知りましたが、だからこそ私もなにかできることがあるんじゃないかって、ひとすじの光を感じられたから♡

ナイスポジティブ!

そんなことはさておき、お金の教育を義務教育にぜひ取り入れてほしい。親として切に願います。