和包丁「HADO」ブランド、パッケージからはじまるブランディング
海外展開に和包丁の新ブランド戦略
昨年の【パッケージ展2020(主催:大阪産業創造館)】にて、堺打刃物を主力商品として取扱う株式会社福井様からお声がけいただきました。
最初は、パッケージのご相談でお声をさけていただきました。
お話を伺ううちに海外向けということもあり、「ブランディングされてはどうでしょうか」と私から提案をさせていただきました。
現代ではモノ(商品)が良いだけでは、中々販売には結びつきません。
マーケティングの観点からもその商品が作られる背景や作り手の思い、つまり商品に込められたブランドの本質が顧客に見えるカタチにすることがとても重要です。
別に大企業が巨額の予算をかけてロゴやキャッチコピーをつくり、そこに大量の広告を打つことだけがブランディングではありません。
例え中小や零細企業であっても、商品や企業の本質を顧客にきちんと伝えること。それが、ブランディングです。
そのあたりのことを、いろいろと福井様とお話しご理解いただきました。そして数ヶ月に及ぶヒアリングから、新ブランド「HADO(刃道)」プロジェクトがスタートしました。
パッケージやサイトにある和包丁のドローイングは、パリとバルセロナを拠点に活動する世界的なアーティスト、フィリップ・ワイズベッカー(Philippe Weisbecker)さんによるもの(ブランドロゴも氏の手による文字)で、実に10ヶ月に及ぶ大プロジェクトでした。
ブランド構築のプロセスについての詳細は、こちらをご覧ください。
<パッケージからはじまるブランディング、和包丁ブランド>
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