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可愛くないのか

「イヤだ」「うるさい!!」「黙って!!!」
「そんなこと言うなら、エイってパンチするから!!」

もうすぐ5歳の息子は最近イライラが酷い。
毎日暴言吐かれるし、グーパンチしてくるし(結構痛い)私もイライラ。つい私も言い方キツくなって、それにまた息子がイライラ…という負のループ。 


最近上の子にイライラする

妊活の為に退職し、不妊治療の末にやって来てくれた長男。
可愛くない訳がない。でもとにかくイライラする。
更年期か?でもまだ一応生理もくる。
うーん…と悩んでいた時、以前ママ友が話していた「上の子可愛くない症候群」なるものを思い出し、調べてみた。

上の子可愛くない症候群とは

下の子が生まれ、時折今まで可愛かった上の子が可愛いと思えなくなってしまうこと。可愛がりたいと思っていても、上の子に冷たくあたったりイライラすることが多く、保護者は悩むことが多い。

あー、これかも!と思い、早速原因を探った。

上の子可愛くない症候群の原因

⚪︎子どもが言うことをきかない
⚪︎わが子への誤った期待(もうすぐ5歳なんだからできるでしょ?)
⚪︎子どもと自分を同化する(自分と同じように考えて行動して欲しい)
⚪︎子育ての協力者がいない(保護者の1人に子育ての負荷がかかっている)

まさに私のこと。

なぜ下の子にはイライラしないのか

ちなみになぜ下の子にはイライラしないのか、それには「ベビーシェマ」なるものが関係しているらしい。

「ベビーシェマ」とは幼い子特有の顔かたちの特徴。
頭が大きく、目鼻口が顔の低い位置にあり、ほっぺがぷっくりしていて、手足が短く体型もぷっくり。
大人はこうした特徴を備えた幼児を見ると、本能的に「可愛い」と感じて愛おしむ感情を誘発するようにできているそうだ。

まさに1歳になったばかりの下の子がそれ。恐るべし赤子の戦略。

原因が分かってちょっとスッキリするも、可愛い息子にだけイライラすることへの罪悪感と自己嫌悪をどうにかしたく対策を調べる。

上の子可愛くない症候群の対策

子どもへの期待値を修正する
→「5歳だから出来るはず」ではなく「5歳はまだまだ甘えたい」と脳内変換。
気に入らない所(イライラする所)はスルーし、いいところに注目する
→危険な行為以外は見て見ぬふりをして「いい所」が出るまで待つ。「いい所」が出たらすかさず褒める。
上の子との時間をつくる
→上の子と一緒に遊んだり、上の子が好きなおやつを一緒に食べてみる。

私は下の子の凄まじい成長(0〜1歳)を目の当たりにして、勝手に上の子にも同じ成長速度を期待し、その通りにならないことにイライラしている、勝手な母親だったのだと自己反省。

明日は、暴言とグーパンチをスルーし、下の子に優しくしてくれることと公文の宿題を半分終わらせたことを褒めまくって、息子の好きな歌舞伎揚を一緒に食べる一日にしてみようと思う。

可愛い息子に変化があればまだ追って綴りたい。

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