その2 幼稚園の「評価視点」
幼稚園受験の特異性として、具体な評価基準だけではなく、応募者数、合格者数まで公開されていない点があります。一方で、一部のお受験教室では、推薦状をお出している状況もあり、尚更「評価視点」はブラックボックス化しています。
ただし、各幼稚園で募集要項は明示されており、考査として概ねお子様の個別試験、ご両親、お子様を交えた面接が行われ、志望理由等を記載する願書の提出が必要です。
幼稚園はそれらを総合的に評価し合否を決定しているとは言えますが、共通した「評価視点」があるのです。
ある国立幼稚園、私立一貫幼稚園の先生に入園後お話を伺う機会で、このようなコメントを頂きました。
「xxxさんの面接でご説明された、yyyの一言が正に幼稚園の考え方そのものでした」、
「入園直後、zzzちゃんはしっかりしているので、他の園児を気にかけ、会話が出来ない日がありました」
これはそれぞれ、面接、個別試験の評価結果です。ここで思うこととして、「評価視点」はお子様への視点、ご家族への視点それぞれを考えることが必要になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次章以降では、幼稚園のお子様の評価視点、ご家庭の評価視点をご説明いたします。
「親子で楽しむ お受験準備」全体にご興味を持っていただけましたら、
まずは目次をご参照ください。
その0 ご両親がまずやるべきこと
その1 相思相愛の幼稚園の探し方
その2 幼稚園の「評価視点」
その3 ご両親の準備 〜願書、面接、考査は三位一体〜
その4 当日の過ごし方
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