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俺は「レディ・プレイヤー1」を観て涙した。


スピルバーグがまたやった!!


上記は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」1985年日本公開時の宣伝文句です。
しかし、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ではスティーブン・スピルバーグは「製作総指揮」に名を連ねるだけで、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の監督はロバート・ゼメキス
このコピーの影響で
「バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督はスピルバーグ!」
と思っている人もいるとか。


さて、話を「レディ・プレイヤー1」に戻します。


先週、「パシフィック・リム:アップライジング」を観て感想を書きました。
ハッキリ言って「パシフィック・リム:アップライジング」は自分にとってはガッカリな出来でした。

そして、公開となった「レディ・プレイヤー1」。
楽しみにしていました。
YouTubeで冒頭のレースシーンガンダム変身シーンが公開されていたけど、それも観ずに。楽しみが減ると思ったから。


観ました。
2回涙が頬を伝っていきました。
なぜ涙したかは理由が分からないけど。


「レディ・プレイヤー1」はデロリアンが所狭しと画面を駆け巡るんだよ!
しかも「ナイトライダー」のスキャナーライトも付いて!

そしてこの映画で思わず「オオッ!」となったのは音楽
音楽を手掛けるのはアラン・シルヴェストリ。そう。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の音楽を手掛け、あのテーマ曲を作曲した方。
そのため、音楽の"キッカケ"に「あれ?」と思う瞬間が何度かあります。

ハッキリ言いましょう。
「レディ・プレイヤー1」のオチは富と名声を手に入れる80年代的な終わりです。
ただ、名実共に世界一のヒットメーカーになったスピルバーグですよ!
このオチ、ワザとやってるに決まってるでしょ!

そして、森崎ウィン
「パシフィック・リム:アップライジング」もそうでしたが、ハリウッド映画に日本人キャストが出ると、日本のプレミア試写会でレッドカーペットを歩かせ、監督とのフォトセッションをするけど、映画が見ると「あれ?もう出番終わり?」というのが多い!
しかし!「レディ・プレイヤー1」はしっかり、森崎ウィンが最後まで途中退場することなく、さらには例の見せ場もあって「しっかり出てる!」感がある!(全体的にセリフ少ないけど!)
やはり、アーネスト・クライン原作「ゲームウォーズ」から日本のキャラクターも多数登場し、日本リスペクトのために「日本人は日本人に!」といった製作陣の思いもあったのではないだろうか……。だったら嬉しいけど……。
ただ!思った以上にしっかり出てるぞ!森崎ウィン!
まあ、「パシフィック・リム:アップライジング」がアレだったのもあったのかもしれないですけど……。


総評としては「最高のエンタメ映画!」その一言に尽きます!
だってスピルバーグが監督して、古今東西色々なエンタメの要素が一大集結して暴れまくるんだよ!その時点で面白くないワケがない!


冷静に考えて。

「ガンダム対メカゴジラ」
監督:スティーブン・スピルバーグ


というワケの分からない文字列が成立するんだよ!この映画!

そして、話が分かりやすい!
この手のヴィジュアル重視の映画はストーリーが単純であることが必要!「パシフィック・リム」がそうだったように。
(アップライジングの方ではなく)

ストーリーが単純で映像に引き込まれる。
それで良いじゃないこの映画は。
4DXでも3200円で世界最高のエンタメ体験が出来るんだよ!

まだ観ていない人は映画館に行くしかない!


とりあえず観たのが吹替え4DXだったので、字幕版を観たいです。
森崎ウィンの例のシーンでニヤニヤしたいので。





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