エコラップのススメ!プラスチックで埋め尽くされている地球のお話。3

世界の流れはリフューズ(REFUSE)

学校の社会の授業などで3R(リデュース、リユース、リサイクル)と習ったのを覚えていますか?

現在は5Rとなっているようです。

リデュース(Reduce) 「減らす」という意味です。
少ない材料で製品を作ったり、壊れにくい丈夫な製品を作ること。

そして消費者側も無駄な消費をしないようにしたり、製品を大切に長く使うようにすること。

リユース(Reuse) そのままもう一度使うこと。
自分で使ったり、お下がりとして誰かに使ってもらったりすること。

リペア(Repair)修理・修繕のこと。
服やお家など、修繕しながら長く使うこと。

リサイクル(Recycle)再循環・再生利用のこと。
加工して、形状を変えて再度使用すること。

リフューズ(Refuse)「断る、拒否する」という意味。
スーパーのレジ袋やごはん屋さんの割り箸などを断り、エコバッグやマイお箸を使用すること。

令和元年に打ち立てられた日本のプラスチック資源循環戦略では、リサイクルがメインとなっています。

しかし、リサイクルするには手間と費用がかかりますので、できることなら最初から使わないのが良いですよね。

世界的な動きでも、EU諸国、イギリス、アメリカ、カナダでは使い捨てプラスチック容器の禁止が決まったり、廃止する方針を表明しています。

徹底的にしないといけないくらい、地球はプラスチックで埋め尽くされてきているのだと思います。


そんな時に役立つのがエコラップ!

ラップを使う時って、食品そのものを包むときとお皿などをカヴァーするときだと思うんですが、世の中にはPyrexなどの丈夫なガラスの保存容器があり、蓋もラヴァーで気密性が結構あるので、基本的に汁物などはそれで対応可能です。

お野菜など、食品そのものを包むにはエコラップの出番です。

蜜蝋を使用したものが多く出回っていますが、植物性天然樹脂だけで作られたヴィーガン仕様のものもありますし、配合によって粘着具合やしっとり具合、匂い(蜜蝋はどうしても独特の匂いがします)など様々あります。

洗って繰り返し使え、何十回か使うとコーティングが徐々に剥げてきますが、ご自宅で簡単にリペアすることができるため、数年間使い続けることができます。

1回使っただけのゴミに、何百年も苛まれることになるとは。

すでに海などに流れてしまったゴミは、私の子ども(まだ?いないけど)や孫どころか、ひ孫や玄孫やその先の子どもたちに任せることになってしまいます。

しかし、これから出る可能性のあるゴミは、私たちの心がけ次第で減らしたり無くしたりできるんじゃないでしょうか。

私もお店でのこと、どうしたら私やお客様にとって、そして地球にとっても、無理なく心地よく過ごしてもらえるだろうかと模索中です。

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