別れと出会の季節に。

こんにちは、結木です。
先日、着物の現場でいそいそと働いて参りました。
その現場というのが、私が環境を新しくして、右も左もわからない土地で「あーもうこれ、やってもーたんちゃうか」と悶々としていた頃にご縁をいただいた、今回とは別の着物の現場の方からの紹介だったのです。
本当にありがたかった。

私自身、着付師として何年もいろんな土地で着付はしてきたのですが、自分で着物を着ることや、自分で着物を着るのを教えることや今回のような着物イベントの接客・販売という仕事は、依頼があれば行っていたものの、自分からは少し距離を置いていました。
もう小売や卸の業界の方とは関わらないんだろうな、別れというか、ご縁には賞味期限があるなと当時思っていました。
それでも、何が起こるかわからないもので、久しぶりに接客・販売の現場に入るだなんて思ってもみなかったですし、懐かしいあの人や、お世話になったあの人や、もうあんまり関わりたくないあの人・・・などなどの近況を伺うことができ、それぞれの人たちの環境の変化に時の流れを感じました。

よくも悪くも変わったこと、よくも悪くも変わってないことを、この土地の新参者として、新たな視点で感じられたことは大きな収穫でした。

まあそんなことは一旦置いといて。

人間関係と人間の体ってなんだか似ているなあってふと思った最近。
人間の体は、毎日新陳代謝を繰り返していて、古いものは新しくしていくことで健康を保とうとしています。
脳の細胞は約1年
肝臓の細胞は約1年
筋肉は約200日
骨ですら最長で3年で全て入れ替わる。
肌のターンオーバーは20歳代で約 28日周期、30歳代で約 40日周期、40歳代で約 55日周期。
常に変わり続けている。
言ってしまえばもう、3年前の自分と今の自分とは、体レベルでは全く別人になっているということ。

それと同じように人間関係も、新しい出会いと共に古い関係がなくなっていくのは人生の新陳代謝。
関係性が変わったり、なくなったりすることを実感としてリアルに見える分、人間関係の新陳代謝は感情を伴うので、切なかったり悲しかったり、怒りを感じること、はたまた喜びだったり。
それでも、体が新陳代謝を繰り返し、状況や環境に合わせてより良く生きる体を作っていくのと同じで、人間関係の新陳代謝も自分自身がより良く生きていくために必要なんですね。

新陳代謝を繰り返すうち、冒頭の私のような、あれ？またコレきた？もあるかもしれませんし、ないかもしれません。
でもきっと、別れも出会いもあなたにとって必要だから起きているのかも。
そう思えるには時間がかかることだとしてもです。
出来事に善し悪しはなくて、物事の受け取り方や理由や感情を乗せて出来事を見ている世界。

「あなたが見ているのは、あなたが見たいように見ている世界にすぎない」

人は自分の都合のいいように物事を見る。その力は思った以上に効きます。
どうせ私なんて愛されないって思ってる限り叶えられ続ける。ひどい、ひどいと繰り返すたび酷くなる
自分は「もっと幸せになれるに決まってる」って、出会いの春にの本気で思い込むのはどうですか？

もう春ですね。
ここからの1年、皆さんにはどんなことが待っているでしょう。

私は、フラワーレメディと体癖でみなさまに還元できる喜びの1年にしますよ！
最後までお読みいただきありがとうございました。