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「夢中」は「努力」を超えてくる

こんにちは、結木です。

上手になりたかったら「努力」をしなければならない。
恋人を作るためには「努力」をしなければならない。
可愛く・かっこよくなるには「努力」
いい学校・いい会社に入るには「努力」をしなければならない。
一流になりたければ「努力」をしなければならない。
努力!努力!努力!

あーしんど(本音)
努力という言葉に、ストレスを感じて、できなくて自己嫌悪。
こんなに努力しているのに、結果が出なかったり、なんだかうまくいかなかったり。
もうやだ!ってなることありませんか?

努力することが、しんどいなと感じていらっしゃる方に朗報です。

あるスポーツ選手のトレーナーさんは言いました。
「努力を捨てろ」

は?
ちょっと待って・・・。努力せえへんかったら上手くならないし、可愛くもなれないし、恋人はできないし、いい会社や学校にだって入れない。

「努力を捨てろ」この言葉は、努力しなくても上手くなれるとか、いい学校に入れるとか、モテるとかそう言ったことを言っているのではないんじゃないかというのは、きっとこの記事をお読みいただいている方は、薄々気づいていらっしゃるのではないかと思います。
(だいたい、私が書く記事というのは、ちょっと捻くれていたりするのでww)

では質問です。
・みなさんは、今何か「努力」していることはありますか?
・そのことに「夢中」ですか?

もう一度聞きます。
・そのことに「夢中」ですか?

人が最も成長するときは、もっと純粋に、上手くなりたい・できるようになりい・苦手を克服したいと「夢中」になっているとき。「夢中」に勝るトレーニングはない。前述のトレーナーさんは言いました。

「夢中」は「努力」を超えてくる

本当かなって、クライアントさんのことや自分自身ことをふと思い出してみました。

あるクライアントさんは、人前で話すことがとても苦手で、その場面になったり思い出したりすると恐怖と不安でいっぱいになっていました。その方は、そう言った自分を克服したくて夢中になって調べました。いろんなことを試しました。私のセッションも受けて下さいました。とにかく夢中。
夢中のその先に見えたものは・・・
その方は、人前でお話しすることが、得意とはまだ言えないものの、以前のような恐怖や不安に襲われることは少なく、起こったとしても対処できるようになっていきました。
これは苦手を克服するために夢中になったパターン。

では、やりたいことやもうすでにやっていることではどうでしょう。

これは私の話で、大変恐縮なんですが・・・
私は着付師でもあります。着物の仕事を始めて10年になりました。
まずは自分で着物を着られるようになるところからスタート。
今思えば、イケてるコーデ&着付けで着物を可愛く着こなすことに夢中でした。自分に似合う、そして自分が着たい着物の種類・デザイン・サイジング・コーディネートを知るのに夢中で、反物から着物を仕立てる時なんかは、ミリ単位でオーダーしていました。もう夢中です。アホです。
夢中が夢中を呼んで、着るだけにはとどまらず、人に着せる事まで始めて、「上手くなりたい」「喜んでもらいたい」「着付けが好き」に夢中でした。
特に才能があったわけでもないのです。
上手い人は他にもたくさんいたし、上には上がいます。
当時の私に、努力した?って質問すると「うん、した」って答えるでしょう。でも、努力は、夢中になって自分の中で悦に浸るための手段・プロセスだったんだろうと今更ながら思います。
夢中になる自分にご満悦だったんですねww
できるようになっていく自分にニヤニヤしていました。
これは着付けをはじめ、今私が夢中になっている、フラワーレメディ・体癖・役者にも同じことが言えます。
レメディや体癖は、割とずーっと頭の中で考えたり、夢中で本を読んだり、先駆者から学んだり、セッションは目の前のクライアントさんに夢中です。
ふとした瞬間、そのことを考えたり、学んだり、学ぶための準備をしたり、学びをフィードバックすること、こうして記事を書くことを、人は「努力」というのかもしれませんし、私自身もそう思います。
それを超えてくるっていうか、、大元にあるのが「夢中」
きっと夢中だから、学ぶとか・書くとかいう手段・プロセスを取っているのかなんて思います。


夢中は楽しいことばかりではありません。悔しかったり、落ち込んだりすることだってありますが、まあ、とにかく夢中なんです(語彙力w)

そんなに夢中になって、この先の人生設計どうすんの?
よく聞かれますww
でも、この先っていうのは、今の夢中の積み重ねだと思いませんか?
この先って、どうなるかわかるの?ってなもんです。
そんな私にも、目標はあります。
ゴールはある程度設定していますし、そのゴールはもしかしたら通過点じゃないのーって、修正上等でいます。

夢中になるって、漠然としてよくわからない。
そんな方もいらっしゃるでしょう。
ものすごーく簡単に言うと・・・。
「人にやらされているのではなく、自分がやりたくてやってる」
「そのことをやっていると、自分が悦に浸れる(うっとりできる)、萌える」
「そのことが解決されると、自分が安心する」
「そのことができるようになることを想像しただけで、ニヤニヤする、萌える」
つまり、自分自身がご満悦(萌え萌え)でいられる状態をいかいして作るかと言うことなんじゃないかと思います。

何か特別な才能や、頭の良さ、環境というよりも、夢中でやってみる。
「努力しなきゃ」というよりも、夢中でいられるかに目を向けてみる。
努力が辛くて、夢中にもなれないなら、好奇心をくすぐられるものを探してみる。
今やってる仕事や生活は「やらさせていて、夢中になれない」と思っているなら、今の仕事や生活で夢中(ご満悦・ニヤニヤ・安心)を得たとしたら、自分がどんなことをしているとき?あるいは状態になったとき?と思いを馳せてみるのもいいですね。
人それぞれいろんな事情や状況があって、今そうしているというのも含め、その状況にいると決めているのは、他でもない自分自身。いるならせめて、ワクワク・ニヤニヤ・安心・・・などなど、したくないですか?

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますね。
でも、この世の中には自分の「好き」がわからない人もいます。
感受性は十人十色ですから。
それに、世の中の「自分の好きなことをしよう!」「自分の好きなことを仕事にしよう!」という風潮に、私自身は???を感じています。
これは、別の機会に書こうと思いますが、「好きなことを仕事にしなくていい!」と題してみなさんにお読みいただければいいなと。

努力もいいけど、夢中もいいよ!
夢中ってこんな状態です。というのを再度お伝えして、結びといたしますね。
・人にやらされているのではなく、自分がやりたくてやってる
・そのことをやっていると、自分が悦に浸れる(うっとりできる、萌える)
・そのことが解決されると、自分が安心する
・解決されると心配が減る
・そのことができるようになることを想像しただけで、ニヤニヤする、萌える

最後までお読みいただきありがとうございました!

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