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今宵、月があんまり丸いので 伸ばした手のひらが悲しいくらいに歪に見えて 僕は嫌になる せめ…
その時彼女は一体何を見つめていたのか 選び取り、切り取ることなの とカメラを構えた背中は…
心の底に投げ込んだ 記憶が 好きだよ、だなんて こだまして 残響がすっかり 消え去った後…