セクシュアリティ診断anone,で色んなことが分かった話(後編)

前編、中編はこちら


anone,にはそれぞれの項目に対して、もっと詳しくというページで解説してくれています。



その中で、パンセクシュアルの項目には次のことが書いてありました。

大好きなあの人の体に触れていたい、なんだか今日はセックスしたい。 この結果が出た皆さんの中には、そうした気持ちになったことがある人がいるのではないでしょうか。 ここではそんな「性的な欲求」の正体について少し解説したいと思います。 まずこの手の話になるとすぐにセックスに繋げてしまう人が多いと思うのですが、性欲って「触れたい」と「セックスしたい」という2つに分けることができます。 (後略)


性欲=性行為及びそれにまつわるものと思っていましたが、もっと奥深いものなんですね。
ちなみに、「触れたい」というものはハグやキス、手を繋ぐといった具体的な行動を指すようです。
めちゃくちゃ腑に落ちました。過去を振り返ってみるとキスはしたいと思ったことはありませんでしたが、親しい間柄であればハグとかスキンシップって何も違和感を感じていなかったですし、どちらかといえば好きだったかなって。
スキンシップを取れる相手=向こうも好意的(友好的)に思ってくれている、という安心感もあるとは思いますがね。


また、恋愛指向であるパンロマンティックの詳細には、そもそも「恋をする」ってどういう状態?という題で2つの「好き」について紹介してありました。

(前略)まず「相手のことを考えると胸が苦しい」「他の人と一緒にいるところを見るとヤキモチを焼いてしまう」という方。これはいわゆる独占欲が強く働いている状態です。(中略)
もう一つ紹介するのは、心があったかくなるような「穏やかな気持ち」の状態。言葉にすると、友愛や家族愛といった言葉がしっくりくるかもしれません。(後略)


ああああああああああ!!!!!!!

衝撃でした。自分がパートナーに抱いていた気持ちがまさにそれ。
友愛や家族愛に限りなく近い。だけどそれは誰にでも抱くわけではない。
私にとっては【この人とこんな穏やかな状態がずっと続けばいいな】という感情がまさに”恋”であったかもしれません。

ちなみにこのような感情を抱いたことがあるのは、人生で2回。
パートナーともう1人は同性でした。辻褄があった。
その人に恋してたという感覚は全くありませんが、自分の中ではとても大切な人だったので納得なのかな。
今ではその人は良き友人という感覚です。今は世間でいう新しい恋に進んだという感じなのでしょうかね。言っててとても恥ずかしい(笑)





今の私はパンロマンティックでありパンセクシュアル。そして一般的なドキドキした恋は持たない、ある意味アロマンティックよりのデミロマンティック。
これが私。私自身はとても納得した結果となりました。
そして、こうしてセクシュアリティを学んだことによって上手く伝えることができていなかった私の気持ちをしっかりパートナーに話せたので、anone,をやって良かったなって思いました。




anone,はあくまで自分のセクシュアリティを考えるきっかけになるものであり、セクシュアリティを決めつけるものではないと思います。
でも、知らないことも沢山学べるし、自分がまだ気づいてなかったことに気づけるかもしれません。
自分のセクシュアリティに迷いのある方だけではなく、自分はこうだ!ってはっきりしている方でもオススメですよ。




記事が3つと長文になりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。それでは。




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