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相互自助VRイベントこもれび様の短編小説【公認】

以前書かせていただいた相互自助イベントこもれび様の短編小説をnoteに掲載致しました。イベントの様子がわかるように書きましたので、興味ある方は是非。(とある心理学方面で有名な先生のエッセイを意識した書き方となっています)
毎週金曜21時に開催しております。

イベント参加方法(おすすめ)

①こちらの公式アカウントをフォロー&通知設定にします。
②clusterで主催者様へフレンド申請。許可後、フレンドリストから参加
⇒clusterのセットアップは初回分は手間取るので、時間より早く初期設定を終えているとスムーズに参加可能です。


本編

気安い所。
ファーストインプレッションはそれであった。

【こもれび】は毎週金曜夜、生き辛さを抱えた人々が集い、お互いの近況を話していく相互自助イベントである。
その場に専門家がいた場合、詳細な相談をする事も可能だ。
【こもれび】の会場は、清潔感のある白の内装と床の整えられた瑞々しい芝が健康的な室内となっていて。
明るい日差しが差し込んでくる。

呼吸が少し楽になった気がした。

先程【こもれび】を気安いと書いたが、まさにこのイベントが丁寧で参加がしやすい雰囲気を醸し出しているのだ。
人間は自分では思っても見ない位、同じ場所にいる他人を意識した上で喋る。

気心知れている友人ならともかく、初対面ならとても緊張する。

場合によっては失敗するかもしれないという気負いから、怖くなってしまいしんどくなる。
特に深刻な事柄の話も大変勇気がいる為、気落ちがひどくなると打ち明けない方がいいのではないかと自分で自分を納得させてしまう。

だから、こもれびを訪れて、気安さを感じられたのはありがたかった。
その位、現代社会が閉塞感に満ちていて、自身の環境整備ですらままならないくらい忙しい。
なので、前向きな気持ちが素直に表れる【こもれび】が参加者の心の救いになるのである。

主催のヌーさんやスタッフさん、専門家のとりぷとふぁんさんらの多大な尽力の結晶が【こもれび】なのだろうと思う。
生きづらさで呼吸がしにくくなるくらい、疲労が重なった方は金曜夜に【こもれび】へ立ち寄ってみるといい。


きっと良い事がある。

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