仕事を辞めて1年、わたしはわたしとしてだけで生きている
仕事に行かない、この生活に馴染んだ。
仕事に行くのが辛くてもう無理だと休職し、はや一年。
自分を責める時期、未来に不安を抱える時期、妙にハイになる時期、いろんなフェーズがあったし細かく繰り返してはいるけれど、今は休んでいることに大きな罪悪感は抱えていない。
元同僚に、最近何してるの?と聞かれたが、自分でも"何"をしているのかよくわからなかった。
強いていうならば、生活を、そしてそれも限りなく自分の心の動きに従える生活をしている。
肩書きのない生活をしている。
職場の粗探しばかりしていたとき、自分の至らない点を悔いてばかりいたとき、そのどちらかは極端に現れ視野を狭くしていたが、いまは本当に俯瞰して見れるようになってきた。
自分だけのせいではなかった、会社だけのせいではなかった。どちらかへの批判の声が大きくなってきたら、ひと呼吸おいて離れることができて。
ここに辿り着くまでにじっくり1年かかった。この間、自分の存在価値に悩み、死ぬほど落ち込んだ日々も数知れない。
しかしそんな時期もなんとか過ごすことができたのは、敢えて書いてしまうけれど、コーチングのクライアントさんの存在が大きい。
こんな私に価値はないと思い続けてしまっていたが、その期間もクライアントさんとして共に居てくれる方々に、とても失礼ではないかと思った。
そんな当たり前のようで本当にありがたい事実を、やっとどっしり受け止められるようになった。
時間が解決してくれたのもあるし、バチェロレッテ3の山本さんが去り際に残した「俺は俺のままで立派なんだな」って言葉で、自分を承認して受け入れた姿がわたしを救ってくれた。
どこに刺さる言葉があるかわからないもんだ。
こんなわたしだから届けられる言葉もあるのかもしれない。
いつも自分に1番厳しいのは自分だったから。
自分を応援する声をかけられるだけで、ずっと体も心も軽くなるんだぜってことを、どんどん広めていきたいな。
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