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カリフォルニアの大手スーパー、結局どこがおすすめ?

日本人から見て、アメリカのスーパーは巨大なワンダーランド。
陳列棚も高いし、一体何列あるのか一目じゃわからないくらい広い!一緒に行った夫とはぐれてしまい、しばらく見つからないこともざらです。
いまいちスーパーの違いや使い分けがわからない…という人のために、各スーパーの(かなり個人的な)感想をまとめました。
※店舗の規模によって印象が結構異なることもあるので、その点はご容赦ください。

大手スーパー、価格がお手頃順に並べてみました。

・Walmart 

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客の70%がラテン系という特殊環境のスーパー。安い!なんでも売ってる!

イメージは巨大なドンキ。なぜか店の照明が他のところよりやや暗く感じ、棚の背が高く通路も狭い。ところせましと商品が陳列されているためカオス状態の店舗も。
本当になんでも売っている(食品~寝具、家電とか)ので、1カ所で事が済ませられる。
価格はとにかく安く、カリフォルニアの土地柄?なのかラテン系の大家族の客が多く通路をふさぎがち。食品のクオリティーは決していいとは言えないが、安く一気に買い物を済ませたいならここで。

・GROCERY OUTLET 

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名前の通りアウトレット価格で食品が売っている。なぜ安いのか謎。

Walmart同様、通路が狭く照明がやや暗く、整理整頓されているとは言いがたいスーパー。ですが、元値からかなり割り引かれた価格で食品が売られており、Ben&Jerry’sのアイスがなぜか50%引きで買えた。野菜だけでなくお肉も安く、お得に買い物できる。といっても置いてある商品は限られているため、普段使いというよりはたまに行って安さを楽しむ感じかな。

・TRADER JOE'S 

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自社ブランド食品が人気。「トレジョの〇〇を買いに行く」用のスーパー。

トレジョの愛称で親しまれている大手スーパーで、自社ブランドのみを取り扱っているというこだわりっぷり。
野菜などはお手頃価格で品質もいい。肉やシーフードはそこまで種類はありませんが、ワインの種類が豊富かつ安い!自社ブランド商品のパッケージがかわいくておしゃれっぽい。
ただし、自社ブランドのみ=品揃えはかなり限られているので、日用品やこれあるかな~?レベルの食材を買いに行く場所ではない。
冷凍食品、お菓子、スイーツなどトレジョでしか買えない製品が人気。
冷凍のポークシューマイ、Japanese fried rice、Matchaアイス、Matcha Mochiアイスが私のお気に入り。
店のキャパが小さく、常に店の前に列ができている。ただ、日本人の感覚ではちょうどいい広さです。

・SAFEWAY

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一番食品の品揃えが豊富で、間違いなく普段使い用スーパー。価格も平均的。

最もいい意味で普通なのがSafeway。Walmartほどではないが、比較的日用品も揃うしドラッグストアゾーンもある。また、Starbucksが大体中に入っている。
とにかく巨大な店舗が特徴的で、商品を探し回るのがちょっと大変。
オーガニックの野菜も売っているので、よい品質のものも選べば買うことができるし、肉の種類が豊富。BBQの買い出しは間違いなくここ!
総菜、ベーカリーカウンター、また店舗によってはお肉、シーフードカウンターがあるところもある。
携帯の番号を登録するだけで会員になれます。合計額でみると結構割引してもらえている。
とりあえず困ったらSafewayに行けばいい、がキーワード。

・SPROUTS FARMERS MARKET

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平均的であまり特徴はなく、Safewayと似ている。

ファーマーズマーケットと書いてあるのでよっぽど野菜が違うのかと思えば、意外と普通でSafewayと特に変わらない。
平均的なスーパーで、肉やシーフードはそこまで充実してはいない印象。
日用品はそれなりに置いてあり、ワイン売り場が大きかった。
日常使いできる価格帯だが、うちはここのすぐ横に巨大Safewayがあったためそんなに使わなかった。

・TARGET 

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自社ブランド製品(食品ではない)が非常におすすめ。日用品メインで、ついでに食品も買える。

スーパーと分類していいのか微妙で、Google map上ではデパートということになっている。
小さい店舗を除き、生鮮食品も売っている。食品コーナー自体は小さいが、それなりの品揃えで価格も平均的。
食材を買いに行くという目的では行かないけど、ちょっとした日用品を探しに行くお店。ついでに食品も買って帰ることができるのが便利。
Targetはなにより自社ブランドのキッチン用品や家具がとてもモダンでおしゃれで値段もお手頃。超おすすめです!

・COSTCO

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日本でもお馴染み業務系スーパー。品質の良いものを大量買いできる。

コスコ(※アメリカでの読み方)はスーパーなのかという問題はさておき、アメリカでも定番です。会員制で日本の会員証もそのまま使えます。
自社ブランド以外は日本と置いてある商品が全然違うので注意が必要ですが、実は品質の良いものを売っているんだなとアメリカで生活していて実感しました。
食品はとにかく食べきれない量なので、買うものは限られていました。うちの定番は、スモークサーモン、トマト、冷凍エビ、レッドグレープフルーツカップ、水。また、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品をよく買っていました。
単価は安いかもしれないけど、商品単位が大きく合計金額は結構かさむので順番はここにしました。
他のスーパーとの大きな違いは、コスコの店員さんはすこぶる接客態度が良いこと!また、店舗のある場所が限られるため、人によってはやや遠いことも。

・WHOLE FOODS MARKET 

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高品質な食材を買いたいならここ!値段は高いので普段使いできるかはお財布事情によりけり。

言わずと知れたAmazon傘下に入った高級オーガニック系スーパー。意識の高いリッチな人が通っているイメージ。Amazon prime会員だと商品によって値引きがあるのがうれしい。
オーガニックの野菜、自社ブランド(365シリーズ)に定評あり。とにかくおいしい食材を買いたいならここで間違いない。
サラダバー、ベーカリー、惣菜、お肉、シーフードカウンターがあり、少し割高だがおいしいと好評。
ちょっといいコスメやソープ、ケアプロダクトが置いてあるのもいい。

最後に

以上、超個人的各スーパーの感想でした。正直に書きすぎたかもしれませんが、少しでもイメージを掴んでもらえたら嬉しいです。

まとめると、最も普段使いしやすい大手スーパーは、SAFEWAY
少しいいものを食べたい気分のときは、WHOLE FOODS MARKET
日用品をとにかくなんでもいいから安く買いたいならWalmart、それなりのものを買うならTARGET
その他のところは、気分を変えたいときに行くという感じでした。

アメリカのスーパーは日本のスーパーとは売り方も陳列の仕方もレジも全然違うので、比べると面白い!これもどこかで紹介できたらと思います。
言うまでもなく、店員さんの態度は日本の圧倒的勝利です^^

アメリカの日系スーパーについても別記事で書きます。
そちらも見てみてくださいね。


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