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2回目のプロポーズ

こんにちは晴光です。冴えない天気が続きますね。天気が悪いと洗濯物が溜まってしまってちょっと困ります。でも外に行かない分、家の掃除や読書が捗るので、悪いことばかりでもないですね。

前回は離婚を切り出した時の話を記事にしました。話をする時、多くを語らず奥さんのことを思って身を引く硬派な男(笑)のイメージで話始めたのですが、結局ボロボロ泣いてしまい、全然硬派な感じになりませんでした。

↓↓↓↓↓前回の話↓↓↓↓↓

今回はその話の続きです。

奥さんとの別れが現実に起こり得ると意識してから、涙と一緒にそれまで抑えていた「離婚したくない。この人と一緒にいたい」という気持ちが溢れだしてしまいました。

僕だけの立場で言わせてもらうと、奥さんと離婚して良いこと事なんか一つもないんです。不妊問題で悩んでいること以外、結婚生活で嫌な気持ちになったことはなく、むしろ奥さんのおかげでいつも楽しい気持ちにさせてもらっています。

2人で冗談を言い合ったりおいしいものを分け合ったり等・・ありきたりかもしれないけれどもそういう何でもない日々が無くなると思うとすごく愛おしくなってしまいました

でも奥さんの幸せのためには離婚は必要なのかもしれない。奥さんは幸せになって欲しいけど、離婚はしたくないという葛藤の中で僕は奥さんに次のような話をしました。

僕は奥さんと別れたくないのでどうか僕と生きる道も考えて欲しい。もしその道を選ぶと子供は奥さんの理想的は叶わないかもしれない、そのかわり僕はその他の部分で奥さんが幸せになれるように精一杯努力する。だからどうか僕と作る未来も選択肢の中に入れて、これからのことを考えて欲しい。
ただこれはあくまでの僕の願いであって僕が大切にしたいのは奥さんが幸せになることだ。奥さんには自分の幸せを考えて、自分の道を決めてもらいたい。
本当は離婚の話だけで終えるつもりだったけど、後悔したくないから伝えさせて貰った。やっぱり僕は奥さんが大好きだし一緒にいたい。

僕の気持ちを伝えてしまうと、奥さんが決断を迷ってしまうことはわかっていたのですが、もし自分の気持ちを伝えないで別れることになった時に、後悔する気がして伝えてしまいました。

この時の心境はまさにプロポーズでした。結婚する前のプロポーズの時はお互いに結婚したいと思っていることがほぼ分かっていた状態だったのである意味形式上のようなものでした。
でも今回奥さんに伝えたことは心から思ったことで、話しながらも「あぁ、本気でプロポーズする人はこういう心境なんだな」と思いました。

結局この日の奥さんの答えは「分からないから」変わりませんでした。でも僕の中ではまた一区切りがつけられた日となりました。

家の近所で二人とも普通の恰好していて、ムードは0。なんならプロポーズと思っているのは僕だけだったかもしれません。そんな人生2回目のプロポーズをした時から僕の人生の目標は、「奥さんが幸せを感じられる人生を送れるようにする」になりました。

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