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YouTuber、パワハラの影響を語ります その②

その①のサマリ
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パワハラが日常的にあったとしても、今まで大きな問題になって
いなかったのなら
「研修なんて必要?適当にやっといてよ」
「就業規則変えるの?パッパッとやって、メールながしといて」
みたいな話になりかねません。

なのでパワハラとは、少し違う角度でアプローチすると、
会社が本気で取り組むきっかけになるかもしれません。
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下記は私の事例です。誰かの参考になれば嬉しいです。

私は協会を立ち上げる前、人事(メーカーと広告)をしていました。
その2社で心がけていたことは「データ」をもとに話すということ。

人事は、営業と異なりわかりやすく数字で実績を表すことが難しい
仕事です。
私は人材育成を担当していましたが、
・この資格を●人が取得して業務に活かすと、これだけの利益が見込める
・この研修で意識が変われば、このくらいのコストカットができる
・この人達を育成したら、このくらい離職率が抑えられる
などシミュレーションして経営会議にかけると、人材育成にタッチ
していない幹部のOKもとりやすかったんです。

パワハラも同じです。
データを使って説得するのは1つの手ですね。

2019年に日本で発売された、クリスティーン・ポラスさん著の
「Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」
https://str.toyokeizai.net/books/9784492046494/
は興味深いデータがいくつも載っています。

ここでは「無礼な人」について書かれているのですが
これは、内容的に「パワハラしている人」に読み替えられます。

「パワハラ」指導をしている組織のパフォーマンスは低い
といえるデータがあります。

その態度(パワハラ)を受けたことで
・気に病み仕事に使うべき時間が奪われている…80%
・組織への忠誠心が低下している…78%
・ストレスを感じ顧客への対応が悪くなることがある…25%

その態度(パワハラ)を目にしたことで
・単語テストの成績が20%ダウン
・ブレーンストーミングのアイディア数が30%ダウン

さらに
相手を尊重している組織のパフォーマンスは高い
というデータも。

「リーダーが敬意ある態度で接してくれている」人と、
そうではない人の比較として
・仕事によく集中でき、すべきことの優先順位づけもうまくできている
 …92%
・仕事に熱心に取り組んでいる…55%

他人の尊厳を認め礼儀正しい接し方をする人」は、そうでない人と比較して
・リーダーとしてふさわしいと評価される…2倍
・業績…13%高い

など。
これ、経営にインパクトがある数字だと思いませんか。
パワハラ対策で雰囲気が良くなる、風通しが良くなるだけでは
経営者も動かないかもしれません。
でも業績にダイレクトというデータを見せれば、少しは意識が変わるかも。

その他にも、いろんなデータを使って説得しにいきましょう!

ここまで読んで「経営者を説得?」と疑問を持った方。
鋭い!!!
なぜ「経営者を説得」する必要があるのかは
また他の記事で!

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