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障害者経営者の就職活動記録1

身体障害者で法人を経営している私は会社員として就職できるのか、というお話

【就職しようと思った経緯】


2020年に会社員を卒業し、2021年に法人を設立して代表となりました。

会社員という在り方が自分に合わないと感じながら働いていましたが、このままでは心身ともに良い状態ではないと思い卒業を決めました。

当時少し体調が悪い状態でしたが肝臓移植が必要な状態とは分かりませんでした。
会社員卒業後、約1年後に状態がさらに悪化し入院。その1年後に手術を受けました。
振り返ると卒業のタイミングは良かったと思っています。

立ち上げた法人では、職場におけるハラスメント対策として研修を行ったり、相談窓口を提供するなど様々なサービスを行っています。


移植後は法人立ち上げ当初よりも元気に働けるようになり、
はたと不安になりました。

私は

1.アフターコロナの組織で一員として働いていない。
2.パワハラ防止法後の組織で一員として働いていない。

この2点についての不安です。

自分が体感として持っていないことをそれらしく想像で話せるのだろうか?
理想論を語ることはできるのですが、そのアドバイスに重みや熱はこもるのだろうかと疑問が浮かびます。

他の研修講師はどうやって話しているのだろうか。

これは「熱意」とか「気持ち」とかフワフワしたものではなく
専門家として現3現主義(現場・現物・現実)がないことで説得力が欠けるという不安です。

「お前に言われたくないわ」と感じられるのではないかと言うことです。
(私自身、実績がない人に言われたくないタイプなので)

と、いうことで就職活動をしてみました(突然)。

私は1級の身体障害者なので、法定雇用率では2人分のカウントです。
障害者の法定雇用率は下回ると行政指導になるため、企業は力をいれて採用しています。2023年には法定雇用率が引き上げになるので私は「採用されやすい」状態です。

早速、障害者専門の人材紹介会社に連絡をし、
「なんでもいいから仕事を紹介して欲しい」とオーダーしました。

なんでも、というのは私が法人経営者であり、経営者を社員として迎え入れるような会社はまだまだ日本には少数。間口を広げるためです。

そもそも組織で働くこと・従うことを強いられることが苦手な私は、「障害者で経営者でも良い」という会社はよほど柔軟であるとも考えました。

私の担当エージェントは「経営者が社員になるのは難しいと思いますし、採用側も『障害者の副業』という前提がないと思います。案件が出てきたら紹介でもいいですか?」と渋い顔でした。

そうして、身体障害者1級であり、経営者でもある私は就職活動をはじめました。

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