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コミュニティマネージャーに絶対必要な、たった一つの資質とは?

あなたにとって、居心地のいい住まいってどんな場所でしょう?

私は、引越し経験が多く、今まで12回引っ越しました。過去住んできた中で快適だと感じた家の中の一つは、管理状態がよかったマンションです。物件自体は古いのですが、リノベーションされていましたし、何より管理人さんがほぼ毎日清掃しているので、綺麗でした。

また、その管理人さんは、感じの良い方だったので、よく声をかけてくれました。ちょうど子供が産まれてすぐの時に住んでいたマンションだったので、この方がいなかったら、私は孤独死していたかもしれない。

それから、マンションの管理会社がすぐ裏にあって、何か困ったらすぐ相談できるところもよかったです。これらは、最初から求めていた要素ではなく、ただの偶然ですが、今思い起こせば結果的に住みやすい、居心地のよい住まいって、部屋が広いとか、駅から近いとかの要素以外だと「しっかりと管理されている」「何かあったらすぐ相談できる」なんだと感じました。

これってコミュニティでも同じことが言えると思うんです。居心地のいいコミュニティとは、管理状態がよいことではないでしょうか。

・リアクションがすぐあるか?
・困った時の窓口があるか?
・整理されていて見やすいか?
・コミュニケーションがとりやすいか?
・困ったことを解決しようとしているか?

つまり、この居心地の良さを作ることが大事で、それを作る人こそがコミュニティマネージャーです。さて、ここでようやくタイトルに帰結しますが、コミュニティマネージャーに絶対必要なたった一つの資質があるとするなら、それは……

放っておかないこと!!


「放置されてるコメント、質問、問題があったら気持ち悪いと思える感覚」「それを放っておけずにアクションする人」この感覚がある人がコミュニティマネージャーに向いており、居心地のいい管理できている場所を作ります。

コミュニティ運営をやってると、通知が毎日死ぬほど飛んできますし、我々も人なので、すぐに返事ができないこともあります。ときには返信を忘れてしまうこともあります。ただ、大事なのはすぐに返信してないとか、返信を忘れていてことに「しまった!」と思えるかです。自分を責めなくていいのですが、 それを改善しようとしているかが大事です。

以前もこのテーマでnoteを書いています。それくらい大切にしていることです。


投稿への返信や投稿のチェック、メンバーからの依頼事項など、日々のタスクは、一つ一つは取るに足らない小さなことで全然大変じゃないんです。でも放っておくと、タスクが増大して大変なことになりますし、メンバーも放って置かれている感覚になってしまいます。だから、放っておかないことが大事です。

冒頭と同じく建物の話をすると、掃除がされていないマンション。雑草が生えまくっている公園。いくら立地がよくてもこういう場所は居心地が悪いですよね? コミュニティもそれと同じです。ですから、返信やリアクションなど、日々のタスクは、コミュニティの居心地のよさを形作る大事な役割です。


これらのタスクは、一つ一つが小さすぎるがゆえ、目立たないし、整っていて当たり前と思われがちなことです。メンテナンスする役割はなんでもそうかもしれませんが、できていて当たり前ってなりがちなんですよね。コミュニティにおいても残念ながらこの傾向はあります。だからこそ、小さなタスクをこなすことに自分なりの喜びを見つることができる人が向いてると言えるでしょう。


ただ、日々の小さなタスクを確実にこなすことが大事だと言いながら、コミュニティマネージャーの真髄というか、真の価値はここではないと断言します。私の思う答えを明日noteで更新します。



告知!

7月16日にコミュニティの話をするオンラインイベント「すごいコミュニティ3」を開催します。オンラインコミュニティのコルクラボの運営をしているすないぱ〜こと川島さんと私浜田でお話しします。


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