北海道北斗市のコミュニティマネージャー育成研究会にゲストスピーカーとして参加しました。
「コミュニティマネージャーってなんぞや?」
こんな風に思ったことはありませんか?
いや、そもそも「コミュニティマネージャー? 聞いたことないし」という方の方が多いかもしれませんね。私は、今でこそコミュニティマネージャーの肩書きで仕事をしていますが、何を隠そう私自身が、「何それ?聞いたことないし、よくわからない」と思ったことがあります。
コミュニティの概念自体は、昔からあるものですが、コミュニティマネージャーは新しい職業なので、知られてなくて当然です。
ですから、コミュニティの話や、コミュニティマネージャーとしての活動を伝えるお誘いは積極的に引き受けています。私自身の活動を知ってもらえるだけでなく、会社の広報にもなるし、なによりコミュニティマネージャーの存在と価値を知ってもらうことで、業界自体を良くしたいからです。
前置きがながくなりましたが、株式会社NASUにて、コミュニティ事業と広報を担当している浜田綾です。
現在は、自社コミュニティの「前田デザイン室」、子会社でコミュニティの情報迷子から救うアプリ「VIEW」のユーザーコミュニティでマネージャーを。東京の書店「青山ブックセンター」のコミュニティのアドバイザーをしています。
今回は、ご縁があって北海道の北斗市のコミュニティマネージャー育成研究会にゲストスピーカーとして参加したので、noteを書きます。
お誘いいただいた経緯
今年の2月、peatixのコミュニティマネージャーの押切加奈子さんを招いてこんなイベントを開催しました。
押切さんのお知り合いの内田さんという方(旅行会社んお勤めされている)が、このイベントを視聴いただいたことをきっかけで、今年の2月に沖縄の恩納村にて、コミュニティの意見交換会に参加させてもらいました。
この時のご縁がきっかけで、今回は北海道の北斗市のコミュニティマネージャー育成研究会(オンライン)にゲストスピーカーとして参加してきました。今回も押切さんと一緒です!!
コミュニティの話はチームビルディングに役立つ!?
自治体の研究会なので、具体的な内容は控えますが、私が日頃コミュニティで活動している内容、これまで活動していた話を押切さんと一緒に話をしました。
要旨を言うと、地域においてコミュニティができること、コミュニティマネージャーができることについてです。
いわゆる「チームビルディング」論において、コミュニティのノウハウは応用できることが多いなと感じました。
なぜなら、コミュニティとはいろんな説がありますが、一般的には家族とも会社とも違う第三の居場所なので、要するに自主性であること、能動的であることがポイントになるんですよね。会社の組織においてよくしたい人が考えることは「どうすれば自主的に行動するか?」「自分ごととして考えられるか?」だと思うんです。
コミュニティは、大抵の場合、家族の血縁ではない、仕事の報酬で縛られた関係でもないので自分の「好き」を軸として行動します。ですから、コミュニティのノウハウはチームビルディングに役立つのだと感じました。
また、一緒に話をした押切さんの考え方、ファシリテーターの内田さんの捉え方にも刺激を受けました。私はこう思っている〜という話に加え、彼女たちの意見、気づきに触れて考え方がよりアップデートされた感じがしています。
コミュニティ、コミュニティマネージャーの価値を発信したい!
会社、学校、地域でコミュニティを作ることは、大きな価値があります。そして、コミュニティを良くするためにはコミュニティマネージャーがいた方が絶対いい。
ただ、まだ知られていない、なにをしてくれるのかもよくわからない存在に報酬を払ったり、依頼する気持ちにはなりませんよね。だからこそ、今回のようなコミュニティマネージャーのことを知ってもらい、価値を示す活動に力を入れています。こういう活動をもっとやっていこうと思います。
北斗市の皆様、内田さん、貴重な機会をいただきありがとうございました。押切さん、お話できて嬉しかったです。
コミュニティマネージャーとしての、登壇や発信についてできることがあれば、ぜひお声がけください。お待ちしています。浜田のTwitterはこちらから。
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