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noteを読んでいて「これいい!」って感じた記事を集めます。
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2019年2月の記事一覧

がんばりすぎる人たちへ。

TLで流れてきた記事をきっかけに、がんばりすぎる人について考えた。 おそらくぼくは、がんばりすぎる側にいる人間だ。本をつくるときでも、それ以外の仕事でも、適度に肩の力を抜くということがあまりなく、どうしても「がんばり」が過ぎてしまう。天賦の才を持たない人間のひとりとして、そこに投じる時間や労力は多いほうがいいとは思うのだけど、「がんばり」が自己目的化してしまうのはちょっと違う気がする。 たとえば毎日 note を書いていると、力を入れて書いたものよりもむしろ、肩の力を抜き

工夫ばかりになってないか?

きょうの昼、出前のかつ丼を食べた。 食べながらふと、おれはこれをつくれるのかなあ、と思った。つくれねえよなあ、と思った。この場合の「つくれねえ」とは、レシピ本を見ながら調理できるかできないかの話ではなく、かつ丼なる料理を発明することができるのか、という意味の話である。 それなりの面倒を乗り越えてサクサクに仕上げたはずのとんかつを、あまからい出汁たまごでとじて、べちゃべちゃにする。それをごはんのうえに載せる。このかつ丼ならではの工程もそうなのだけど、なにより毎度すげえなあと

ぼくはだれに「文章の書き方」を教わったんだろう

おかげさまで、編集協力で参加させていただいた『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文、落合陽一共著)、『日本進化論』(落合陽一著)が同日重版との嬉しいニュースがあった。(それぞれ14刷25.4万部、4刷9万部) ありがたいことに、現在も多くの書籍のライティングを担当させていただいている。(その一冊一冊には、プロダクトを丁寧に作り込んでいく感覚があり、早く世にリリースしたい気持ち) でも、ふと立ち止まって考えてみると、ぼくはだれに「文章の書き方」を教わったんだろう。一介のフリーラン