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トマトの魅力〜薬膳のある暮らしより

こんにちは。薬膳家のひろみです。

夏野菜の代表格のトマトが美味しくなってきましたね。
子どもの頃、夏が近づくと近所の農家さんが、たくさんのトマトを
お福分けしてくださいました。
「家に帰ってから食べるんだよ」と言って、カゴいっぱいのトマトを
持たせてくださいました。
「は〜い」とは言ったものの、あまりにも美味しそうだったので、
その場でトマトにかぶりついたのを今でも覚えています。

トマト***夏にオススメの食材
口の渇きを止めて、身体の熱を冷ます作用があります。
胃腸の働きを高め、消化を促進。
余分な水分を取り除きます。

<食材の味:五味>・・・・甘味、酸味
<食材の性質:五性>・・・涼性〜身体を冷やす性質
<作用する臓腑:帰経>・・肝、脾

トマトを使ったおうちごはん

*トマトと卵のスープ
味付けは塩か鶏がらスープ味がオススメです。
・トマトを一煮立ちさせて、スープに味をつけます。
・溶き卵を回し入れ、再沸騰する直前に火を止めます。
卵の消化を助ける胡椒や気を巡らせるパセリのトッピングもオススメです。

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*トマトとあさりのスープ
味付けは塩と少しの醤油が美味しいです。
・油でニンニクを炒め、あさりを加えてさらに炒めます。
・水を加えあさりの口が開いたら、トマトを加えます。
・灰汁が出たら取り除き、塩と醤油で味をつけ完成です。
トッピングは、気を巡らせる青ネギや、バジルなどもオススメです。

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旬のトマトはそのまま食卓へ出してもご馳走になる食材です。
子どもの頃、夏でもお水やお茶をあまり飲まなかったのですが、
トマトのような夏野菜が喉の渇きを癒してくれたのかもしれません。

夏は、調理時間が短いほうが食べた物の分解も楽ですし、
作り手も楽ができますね。
冷えが気になる人は、加熱して召し上がってみてくださいね。

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