【胃熱】に効く〜焼き鳥ねぎまの美味しい秘密
近所に美味しい焼き鳥屋さんがオープンしました。砂肝やもも肉といった硬さの違う部位でも、噛んだ時の柔らかさが、それぞれにとてもよいのです。
以前の私は、ねぎまのネギが苦手でした。お鍋などの具材でよく煮込んだネギは食べられたのですが、ちょっと歯応えが残るネギが苦手でした。
なぜ焼き鳥にはネギなんだろう?私には疑問でした。
薬膳では、動物性タンパク質の消化を意識します。
食べたものが消化吸収されて、排泄される。シンプルだけど大切な仕組みです。お肉やお魚などの動物性タンパク質は消化に時間がかかる食材です。
焼き魚には大根おろし、お刺身にはわさび。
日本人なら馴染みのある組み合わせですので、意識せずともやっている方が多いと思います。
お肉やお魚の消化を助ける食材を摂らずにいると、胃の中に消化しきれない食べ物が長時間停滞することとなり、
胃に熱がこもり始めます。この胃熱がいろいろな不調を連れてきます。
食べても食べてもお腹が空く異常食欲、口内炎、口臭などです。
「焼き魚に大根おろし」のように、食材には消化を助けてくれる組み合わせがあります。
豚肉には生のキャベツ・辛子・生姜
牛肉にはじゃがいも・胡椒・ニンニク・生姜
卵料理にはネギ・玉ねぎ・ニラ・大根おろし
乳製品にはきのこ類
揚げ物にはレモン
鶏肉にはネギ
など、言われてみればお馴染みの組み合わせになっています。
焼き鳥のネギの謎がやっと腑に落ちました(^_^;)
そして、どのパターンにも使える万能食材が、
生の大根です。
生の大根は、体内に滞った脂を排泄してくれます。
大根サラダでも構いませんが、大根おろしにすることにより、より消化が楽になります。
食べ損ねても、24時間以内に食べれば効果があると言われています。次の食事で挽回できますね!
日々の食卓に消化を意識した食材を添えて、
カラダとココロを軽やかにお過ごしください。
◆Instagramでは、毎日のおうちごはんを応援するお料理を紹介しております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?