男の女子な部分が刺激されるラブソング5選

どうも、ササクマです。

タイトルわけわからんすね。

でも、なくはないでしょ。男の中でも、ちょっと女子な部分。

「ある」とは言わないけど、男は誰しも「なくはない」はず。

ニンニクたっぷりラーメンじゃなくて、リコッタパンケーキが食べたい気分の日があってもいいでしょう。もしも、わたしの言っていることが理解できなくても、寛大な精神でそっとしておいて、『1日外出録ハンチョウ』を読んでください。

とゆーわけで今回は、男の女子な部分が刺激される音楽を5曲紹介します。誰も望んでないけど、わたしが読みたいだけです。

では、どうぞ。

①『CHE.R.RY』 / YUI

いきなり出た！

キング・オブ・ザ・片想いソング！！

恋しちゃったんだ　たぶん気づいてないでしょう

なんとも、いじらしいですねぇ。

このいじらしさが男のちょっと女子な部分を刺激して、内に眠っていた乙女心を覚醒させます。

わたしなんかはもう、女性とカラオケに行ったら決まって歌う曲です。「俺の方が女子じゃコラァ！」みたいな、なんか知らんけど同じ土俵に立って張り合おうとします。嫌がらせかよ。

歌詞は可愛いのに、いや可愛いからこそ、男が歌うと途端にキモくなります。むしろ怖いレベルですが、どうか寛大な精神で、聴かなかったことにしてほしい。

②『バニラソルト』 / 堀江 由衣

ツンデレの金字塔。アニメ『とらドラ！』の１期EDテーマ曲です。

歌は声優の堀江由衣さん。自身も作中のヒロイン・櫛枝実乃梨役で出演してます。

右と言われたら　左に曲がっちゃう
素直になれないアマノジャク

好きと言われたら　大嫌いだって
嬉しいのにナニ言ってんだろう？

甘いだけのバニラより、ちょっと塩した方が甘みが増すと。スイカに塩かけるタイプの素朴な女子が、バニラに変わっただけでポップなオシャレ女子に大変身。

いくら男の中に女子な部分がなくはないと言っても、やはり男は男なんですよ。おねぇとかでもなくて、普段は自身の女々しさをひた隠しにしているわけです。

どれだけ相手を愛していようと、バカップルのように甘々な愛情表現はできない。そのせいで鈍感な男主人公よりも、ツンデレヒロインの方に感情移入してしまう（笑）

言葉と心が裏腹だからこそ、我々の胸を打つのです！！

③『Girls』 / Easy Pop

ボカロPであるEasy Popさんの楽曲に合わせ、MARiAというグループがダンスを披露した動画です。

自慢話を聞きに来たんじゃない
あなたは私をどうしたいの？

恋愛巧者である、都会的な女性の強みが前面に出てますねぇ。それでいて相手にリードしてもらいたい、いじらしさが男の中になくはない女子な部分を刺激します。

こうゆう恋の駆け引き、嫌いじゃない。

ダンスの振り付けも可愛いよりかは、セクシーでカッコイイですよね。本当は繊細でか弱いんだけど、その弱みを表に出せないSOS信号に早く気づいてよって、わたしの中の女子な部分が叫びます。

④『Adore』 / ZHIEND

こちらはアニメ『Charlotte』の劇中歌バンド、「ZHIEND」の楽曲です。動画は英語バージョンですが、日本語の歌詞を引用します。

愛してた　きみの頬のあざ　はにかむえくぼも
愛してた　誰かの匂いのする襟元も
愛してた　くだらないことで喧嘩した日々も
愛してた　傷をなめ合ったベッドの朝も

なんだろう、大学生の自堕落な性生活を感じる。傷をなめ合ったベッドの朝て。まぁハレンチ。なんかもう赤裸々すぎて、聴いているこっちが恥ずかしくなります。

そう、この恥ずかしさ、照れこそが男の中になくはない女子な部分を刺激する鍵なのです！ ツンデレってか、ツンテレ！

あと、いなくなった彼氏の、だらしない描写が良い。本当は男性の紳士的な対応に憧れはあるけど、なんだかんだ気兼ねない態度になれるダメ男が好きになっちゃう。

⑤『祝祭』 / RADWIMPS feat. 三浦 透子

アニメ映画『天気の子』の劇中歌。

君じゃないとないよ　意味はひとつも無いよ
ムキになって「なんでよ？」って聞かないでよ

キリが無いが言うよ　君がいい理由を
2020番目からじゃあ言うよ
キリが無いが言うよ　君がいい理由を
１番目は君が当てて

男からすれば理不尽すぎる問いかけです。1番なんか絶対に当てれませんし、外したら不機嫌になること間違いなし。だから答えないことが正解。

でも、女子の立場になって考えてみてください。己の中の女子に呼びかけてみてください。

彼氏の困った顔が見たい。

それはマウントを取りたいわけじゃなくて、相手のいつもと違った反応を楽しみたいだけなんですよ。私のことを考えてほしい。だから、つい意地悪しちゃうだけなので、ムキになって「なんでよ？」って聞かないであげてください。

今この文章を書いているわたしもキモいですが、この歌詞を考えた野田さんもなかなかにキモいのでは？ やはり天才の感性。みなさんも早く、わたしたちのステージに上がって来てください。

映画評もどうぞ。

まとめ

以上、男の女子な部分が刺激されるラブソング5選でした。

もちろん紹介した曲以外にも、胸がキュンキュンするラブソングはたくさんあると思います。

ただし今回は、男視点での女子な部分が膨れ上がる選曲です。そしてわたしはストレートに愛を伝えるよりかは、素直になれないもどかしさに身が悶えるタイプの共感型クソインポ野郎なので、他におすすめしたい曲あれば教えてください。

性癖が歪んだ元凶については以下の記事に書いてあります。読んでも読まなかったことにしてください。

男はつらいよじゃないですが、こと恋愛においては弱音を吐けない風潮みたいなのがあると思います。

でも、そんな女々しさでさえ愛おしいと感じてくれる女性の歌に、わたしたち男の女子な部分は救われているのではないでしょうか。