【メモ】宗教と価値観

価値観を形成するのは


①歴史(学)


②文化


③宗教規範


 


あまり細かく、明確に分けるのは無理だし意味がないのは前提であえてわけてみる。


 


日本人の場合は③についての認識が他国の人の異なっている。


 


信仰のある人は自分の価値観の中に宗教を抱えている。言い換えると、宗教の教えによって善悪を判断するのだ。


ところが、日本人の場合は「元」の価値観があって、それをもって「宗教の善悪」を判断する傾向にある。宗教は外に存在するのだ。


そして、日本人が抱くその「元」の価値観自体への評価も、信仰ある人にとっての宗教と同様に普遍的かつ絶対的である。


どこかに条文が明記されるわけではないので、出所やその実際の形が宗教以上に不明瞭であるが、それが広範に共有されているということが、「元」の価値観への信頼につながっているのだろう。


 


 

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