映える琥珀糖は江戸時代が起源"亀屋清永 水の精"
琥珀糖を数十年ぶりに食べた。琥珀糖は、東京のデパ地下でも目にするが自宅用に買うことはなかった。以前京都へ行った際に、あんこの嫌いな娘からレインボー綿あめ的なノリで所望された。味は元より涼しげな見た目、綺麗な色の集合体にお菓子を超える尊さを感じた。
亀屋清永の創業は1617年。400年以上の歴史を誇る。奈良時代に小麦粉を原料とした唐のお菓子が遣唐使により伝えられ、砂糖も同じ頃伝来した。当時は将軍など一部の高貴な立場の人しか口にできなかった。お菓子が甘くなっていったのは16世紀