Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話2：学生卒業

自分の人生やキャリアをどこから振り返れば良いのか悩む。

今までの人生を考えると本当に大変だったし、辛いことだらけだった。
なんなら今も大変だ。

もちろんいいこともあったんだろうと思う。
しかし、悪い記憶というのはそれを遥かに凌駕して自分の中に残るもの。

とりあえず大学を卒業する時から振り返る。
話が所々話が前後するかもしれませんが、お許しを。

Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その2：学生卒業

とある大学の卒業式に私はいた。

髪の毛は中田英寿さんのような坊主頭。とにかく自分は他とは違う、これからだと勝手に思ってた。

被害妄想

今当時の自分を思うと痛く、そしてダサい。

社会に、人生に、自分の気に入らない何かに抵抗していたが、私には何もなかったのだ。

周りはこれから社会に出ていく。
国家試験にも合格し、自信満々の同級生。
この国家試験受けた中で落ちたのは自分だけで、周りからは惨めに思われていたんだろうと思う。

なんだアイツは？バカだし、終ってると思った人もいたはず。

その卒業式の私の隣には学生時代途中までお付き合いした元彼女が座っていた。なぜ彼と付き合っていたのかとガッカリしていただろう、多分。

そしてその元彼女は有名大学に通う地元の同級生と付き合っているという噂も聞いた。
※てか、何で人ってこんな話を持ってくるんですかね？傷付くに決まってるやんて思うのは私だけ？

より一層惨めで、ヘコんでました。

そもそもなぜその大学に行ったのか？

私が行った大学は医療系国家資格を勉強する学部学科でした。

しかし、私はその国家資格に興味もなく、その仕事をやりたいなど思ったことがありませんでした。

自分の進路を学生時代に真剣に考えることもなく、大学附属の高校に通っていた為、やりたいことないし、とりあえずそこを受験という本当に受け身極まりない理由だったのです。

入学後1ヶ月で退学したくなる

そんなモチベーションで入学しているので、大学に入学してからの勉強がとにかく苦痛になりました。

まずやる気が起きない。
今後自分に何か役立つことがないことに時間を取られることがしんどい。

大学進学にあたり、適当な気持ちで進学し、自分の興味がないことを勉強することは本当に苦痛でした。

なので私は退学を両親に申し出た。
時間を浪費していることが嫌になったのです。

浪人不可

当然言われると思ったが、やはり退学するなら働けとのことだった。

働くか、勉強するか。

今であればやめると言えたと思うが、そんな自信は当時はない。

今更受験して他大に行くのは面倒でした。

結局大学卒業という資格だけのために、この大学で4年を過ごすことにした。

追試だらけでもなんとか卒業

そんなこんなでやる気はないが、追試だらけ。成績はもちろん下位。唯一自分を褒めたいのは留年しなかったことだけ。
100人近く入学してきた同期のうち、実に30人以上が留年。

やる気があって入学して留年している人が多い中、私はやる気なく低空飛行の中の低空飛行で、お腹をズリズリに地面擦りながらも留年だけはせずに現役で卒業することができました。

しかし、国家資格を取得せず卒業したのは自分だけ(大学から受験資格もらえなかった人もいたけど)。

まあけど、そんなものがなくても、

とにかく稼げる人間

になると決意して卒業したのです。

進路はちゃんと考えた方が良かった

実は進路は真剣に考えておけばよかったと今でも思っています。

もし若い人がこれを読んでくれているのであれば伝えたいのは、
若い頃に本当にやりたいことを見つけるのはなかなか難しいってことです。
かなり困難です。

もちろんやってみたい事があるのであれば、それに進めばいいと思います。
そんなものがないよってなるなら、「やりたくないこと」を見つける方が重要と思います。
え？やりたくないこと？って思うかもしれませんが、自分が嫌いな事を理解しておく事って本当に大切です。
これを理解せずに適当に進むと私のように長い時間を苦痛と戦うことになるかと思います。

やりたくない事を理解して、それをとにかく避けましょう。
そして何かをやっている内に自分がやりたいことだったり、得意なことが理解できてくると私は思っています。

私は実際にはまだ本当は何がしたいのかわかりません。
得意なことはこの営業という仕事になっています。成果が出せたので。

また、進路を決める上で、どんな仕事に将来的に就きたいか「業界研究」を行うかと思います。

この業界研究では、会社がどこに製品やサービスを販売して、どのようにお金をもらっているかというビジネスの仕組みを理解するようにしてみてください。
これが理解できてくると職務内容を想像できると思います。

この内容に自分が合うかどうかを想像してみて、自分の考えに合う進路を選べば良いのではないかと思います。

とは言え、私のような状況の方も全然間に合うので、気にせず転職等でリカバーしていきましょう！