学校とは、頭おかしい奴を確認する場所
先月、最終回を迎えた脚本・宮藤官九郎さんの
TBS系ドラマ「不適切にもほどがある！」が
私は大好きで、なかでも響いたセリフがあった。
これから観る方たちもいるだろうから、
詳しく内容は書かず、
今日はセリフについてだけ書いていく。
最終回で、井上キヨシくんが
不登校の佐高くんに伝えた言葉。
「学校なんてさ、自分と気の合わない奴が
この世界には存在するってことを
勉強する場所だけどさ、
3年かけて自分以外は頭おかしいってことを
確認する場所だけどさ、
その中で、一人か二人友達が見つかれば
他は死ぬまで会わなくていい奴らだから。」
学校では会えないから、
頻繁に佐高くんの家に行って
一緒に遊んでいたキヨシ。
彼のこの言葉を聞いて、
佐高くんは学校に行きだすのだ。
私はこのセリフが
ズーーーーンっと心に落ちてきた。
ビビッと響くのではなく、
腑に落ちるような感覚で、ズーーーーンと。
実際、定期的に会っている
学生時代の友達なんて一人しかいない。
SNSでは繋がっていても、
それは"同級生"という浅い付き合いで
私のなかで"友達"ではないのだ。
将来、息子が学校の人間関係で悩んだり、
学校に行きたくないと言ったら
このセリフを贈りたい。
クドカン、本当にすごいなぁ。
本作が好きすぎて、クドカンの頭の中を
覗きたくなった（笑）
このドラマは、大切なことを教えてくれる。
大切なことを気づかせてくれる。
忘れていた大切なことを思い出させてくれる。
そんなドラマだった。
全話録画してあるから、また観ようかな！
もちろん、クドカンなので
笑いも多いにある！（最高
個人的には、ここ数年で間違いなく
一番おすすめのドラマです。
ぜひご覧ください！！
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