自然界のリズムと体のリズムが分かる和暦
こんにちは。瞑想中の蜜りんごです。
毎年、壁掛けカレンダーや手帳を購入する際は、なるべく月の満ち欠けが分かるものを選んでいるのですが、今年はそれに併せて「イン・ヤンカレンダー」なるものを買ってみました。
これは、日本人が明治5年まで使用していた和暦で、月と太陽のリズムを併せた「太陽太陰暦」と、吉凶日の六十干支(ろくじっかんし)や六曜などで構成されています。これが結構スゴイのですよ!!
2月のはじめにある節分や節分は、スーパーやコンビニに豆や鬼のお面が並びますよね。最近では恵方巻もたくさん。ですので、2月3日〜4日前後に節分・立春が来るということは、ご存知の方も多いと思います。しかしながら、ほかはどうでしょう? 私もあまり知りません。
私はいつも2月半ばくらいになると盛大に風邪を引くのですが、今年の冬は例年以上に体調に気を配っていたため、さほど風邪を引かずに過ごしていました。だがしかし、久しぶりに寝込んでしまいました。熱とうなされるぐらいのひどい頭痛……。しばらく食事はお粥がいいな〜。
そういえば、今日は2月18日。ふと「何か節目なのかな?」と思い、何気なくイン・ヤンカレンダーを見てみました。
2/18は和暦で一月七日。「人日(じんじつ)の節句」とあります。これは五節句のひとつで、五節句には
「人日(じんじつ)」(一月七日)
「上巳(じょうし)」(三月三日)
「端午(たんご)」(五月五日)
「七夕(たなばた)」(七月七日)
「重陽(ちょうよう)」(九月九日)
があります。
和暦の一月七日は、春の七草がゆを食べる日です。七種類の若菜を食べ、冬の間、体にたまった邪気を払い、生命力を補うという意味があります。
西暦でお正月が過ぎた1月7日に七草粥を食べますが、まだ冬だし、“春の七草”と言われてもピンと来なかったんですよね。この時期の今ならうなずけます。
そんなわけで、2月18日ごろは「節目」で体調を崩しやすいので、「春の新芽を食べて邪気を払い、栄養をとって休養しなさい」、ということなのですね。
そして、2月19日ごろは「雨水(うすい)」。春の気配が強まって、だんだんと雪が雨に変わり、その雨水が草木に潤いを与えて発芽を促すときだそうです。なんて素敵なの〜!
よく、「ひと雨ごとに春が近づく」と言いますが、「雨水(うすい)」も素敵な言葉ですね。
ではまた〜!
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