ツレウツ私に寄り沿う曲

にわかファンだが、最近めちゃめちゃSHE'Sの曲を聴いている。
歌詞が沁みる。弱った心にメロディと言葉がやさしく降り注ぐ。
もし楽曲を作ってる井上竜馬さんが
実体験から楽曲を作っているとするならば、
身近にウツの人がいてるんちゃうかと思ったりするのだ。

Tragicomedyという曲にこんな歌詞がある。

　　消えてしまいたい　頬を濡らす君に
　　君と生きていたい　何度も僕は言うよ

不覚にもこの歌詞を聴いた時にブワッと涙があふれ出た。
もう何年になるんかな。ツレウツという状態になってからの
今までの辛さ、しんどさ、そんな中で頑張ってきた自分と
なんとか生きてほしいと願う気持ちと
いろんなことがこの歌詞で思い出されて溢れだした。

Be Hereという曲にはこんな歌詞がある。

  　  涙が止まらない時に
　　それ以上強くなろうとしないでいい
　　ただ傍で生きていてほしい

　　ゆっくりでいい
　　起きておいで
　　僕はここで待っているから

SHE'Sの曲の歌詞が沁みるのは、ただいるだけでもいいと
何もしなくてもその存在だけでいいとただただあたたかい。
あったかくて張りつめていた心がゆるんでいく。

歌詞の英語の発音がきれいなのも好きだが、
聴いていて感動した箇所をぜひ紹介したい。
歓びの陽という曲の一番最後。目をつぶって聞いてほしい。
いけるよ　が　carry onに聴こえるのだ。
あえてなのか偶然なのかわからへんけどすごい。

SHE'Sの楽曲に癒され励まされ、
明日からも私は私のままで傍にいようと思う。
SHE'Sの皆さんありがとう。
これからもその才能をどんどん開花させていってほしい。
応援してます。

ツレウツ私に寄り沿う曲