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良質なニュースとは

ここ5年ほど、朝と夜7時以降はずっと公共放送をつけています。時計がわりというのもありますが、あの落ち着いたゆっくりとしたトーンが年齢に合ってきたようです。
そんな中、物心ついた時からテレビでは公共放送が流れている状態のうちの子、さすがに連日の地震関連ニュースでちょっと気が滅入ってきたのか、他のチャンネルが観たいと目を覚ますテレビ(笑)をつけて「これがいい!」と言いました。ちょうど男性アイドルが雪山でソリ遊びをしていて、その明るさが良かったみたいです。
なるほどやっぱり子どもは明るい楽しい番組がいいんだなあと思いましたが、すっかりおはようジャパン派になってしまったので、なんだか物足りない。キラキラ女子リポーターの棒読み食レポがしんどい笑
メイクばっちりの気象予報士でもないお天気キャスターのお天気情報がしんどい……年取ったなあと感じる瞬間ですね。
とはいえ子どもが好むなら、民放の朝番組でもいいのかななんて思い始めた矢先、7時のトップニュースが「殺人事件」と「関東地方に大雪予報」で、すぐにおはようジャパンにチャンネルを変えました。
そこではたと気づいたのですが、公共放送の朝の番組って、よっぽど大事件でない限り殺人事件は扱わない。民放のニュースは、現場からの中継、犯人連行の映像、人間関係の掘り下げ……観ているだけで嫌な気分になるニュースをけっこう取り上げている印象。
トップニュースがそれで拒否感があったということは、やはりそういうニュースに触れていなかったからだと思います。
まあそれぞれ良さがあるので、エンタメ情報やお笑い系などは民放が多いし、全国的にフラットに観られる内容や経済情報、地域発情報はやっぱり公共放送が強いなあと感じました。
何をもって良質というかは人それぞれですが、私にとって良質なニュースはどこで得られるかに気づいた朝でした。

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