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【発売まであと8日】一言で魅力や主張を表現する

みなさまこんにちは。
「忙しくても、美味しさをあきらめない」をスローガンとしているハンディスープブランドNagaraの代表、がぱけんです。本名を原賀と言います。

フルーツトマトのガスパチョ
雪人参と甘夏のスムース・ラペ

商品について詳細はこちらをご覧ください。

本noteは「30日後に発売するNagara」と題して、開発背景と、その物語を5月20日のクラウドファンディング開始まで少しづつ振り返っていく企画です。

今日は兼業起業のメリットとデメリットについて語ります。

それでは本編をどうぞ。


一言で魅力や主張を表現する


コピーにはすべてが詰まっている。

これまで、いろんな角度から「いいものを作るための活動」のお話をしてきました。
でもそれだけでは物は売れません。
魅力があっても伝わらなければないのと同じ。
そう、頭をひねるべきは「コミュニケーション」です。

ところで、世の中にはコピーライターという職業が存在します。
主に広告宣伝のために業務を請け負い、報酬の対価として数十文字、時には数文字の「ことば」を納品する人々です。
伝説のコピーライター糸井重里は西武百貨店の「おいしい生活」というコピーの報酬として1000万円もらっていたという逸話があります。単純計算で1文字167万円。数十枚のパワポ資料で数千万円のお金が動くコンサル業界に僕はおりましたが、その立場から見てもびっくり仰天の単価ですよね。

ではなぜそんな単価が存在しうるのでしょうか?
それは、誰でもできる仕事じゃなく、影響力がとても大きいからです。
魅力や主張を余すことなく、強力な一言で表現する。これをやってのけるためにはその一言の裏側にあるたくさんの想いや戦略、お客様を理解しないといけません。
そして人間の思考や記憶の反芻として必要なのは「言葉」。だからこそ素晴らしいコピーには、とてつもない価値があるのです。


問題です。Nagaraの魅力を一言で表しなさい。

さて、自分の話をしましょう。
自分の製品のコピーを考えなければ行けません。
Nagaraのコピーは大体こんな変遷をたどって検討されていきました。
 
ながら飯をアップデートする
(スタートはここでした。商品名の由来でもあります)

一汁一菜を手のひらに。
(スコーンバーとスープの組み合わせを検討していた時期)

とびきり美味しい携行食
(従来の携行食に美味しさで差別化する気持ち)

どこへでも持ち運べるごちそう
(携行食ってそもそも積極的に食べたくないよね)

手のひらにおさまる、ごちそうスープ
(より具体的にスープについて言及して製品特徴を述べた方が良い気がする)

忙しくても、美味しさと健康をあきらめない
(「仕事が忙しくて食事が荒れる」という開発のバックグラウンドが一番重要なのでは?)


 
 
紆余曲折あった中で、現在のコピーはこちらです。

これも常に悩み続けていましたし、今現在が最高の一言なのかはわかりません。
でも、これが一番言いたいことを一言で表せていると感じています。
もともとこの商品は(自身を含め)「仕事や子育てで忙しい人にも美味しい食事を取ってほしい」という考えから作りました。この商品に触れた人にはそこに一番共感してほしいですし、一番伝えるべきだと考えました。
そして、このコピーの前段階「忙しくても、美味しさと健康をあきらめない」から健康の部分がカットされています。
もちろん健康を蔑ろにしているわけではありません。

でも、この商品の開発途中で「美味しさと栄養素のどちらか一つ選びなさい」と言われた場合、間違いなく美味しさを選びます
身体的な健康を100点満点にするよりも、精神的な豊かさを100点満点にする。


今様々なところで流行っている完全栄養食とは真逆の考え方にはなりますが、Nagaraが目指すべきはこちらの道だと考えています。

(明日へつづく)


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ではまた

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