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【発売まであと10日】兼業起業家という選択肢①人の倍働くということ

みなさまこんにちは。
「忙しくても、美味しさをあきらめない」をスローガンとしている冷製ハンディスープブランドNagaraの代表、がぱけんです。本名を原賀と言います。

フルーツトマトのガスパチョ
雪人参と甘夏のスムース・ラペ

商品について詳細はこちらをご覧ください。

本noteは「30日後に発売するNagara」と題して、開発背景と、その物語を5月20日のクラウドファンディング開始まで少しづつ振り返っていく企画です。

それでは本編をどうぞ。


兼業起業家という選択肢①人の倍働くということ

今日と明日は少し番外編です。
僕は起業家と会社員の二足の草鞋を履いています。
リモートワークが発達し、副業が推奨されているこのご時世。会社で働きながら自分で事業を立ち上げてみようという方々も一定数いるのではないでしょうか?
その背景やメリット・デメリットについてお話しましょう。

なぜ二足の草鞋を履くのか?

まずは動機から語っていきましょう。
「なぜ兼業起業なのか?」という問いへの答えは簡単。
「金銭的に立ち行かなくなるリスクを防ぐため」に他なりません。
当然ながら起業にはリスクが伴います。1期目から毎月黒字の事業はレアケースですし、順調に見えていた事業も、外部環境の変化で立ち行かなくなった話なんてザラに存在します。

ただし、事業が赤字になろうが、売掛金が回収できなかろうが、家賃はかかるしお腹は空くんです。
リスクを極限まで排除するためには、会社で働きながら起業することが最善でした。とってもシンプルな論理です。
 

ワークライフバランスからワークアズライフへ

兼業起業は、実質的に人の二倍働くということになります。
事実、現在僕は土日祝日、及び平日の早朝や夜間、会社員として働いていない時間のほとんどを事業開発に充てています。

このように書くとブラックな環境だと思われる方も多いかもしれませんが、僕自身、ほとんどストレスを感じておらず、心身共にすこぶる健康です。
一人社長という形態は会社員と比べ、社内調整や付加価値を生まない作業をする必要がほとんどありません。

全責任を自分で負う代わりに、やりたいことを、やりたいようにやる。
この状態は「仕事」という概念を大きく変えます。
もはや「働く」という意識はなくなり、生活の一部となるイメージ。
昔、落合陽一が唱えていた「ワークアズライフ」という言葉が近いかなと思います。

時間としては取られていますが、ストレスがなくて、何より楽しいのです。
誰に頼まれたからでもなく、生活に困窮しているからでもなく、ただ自分がやりたいから仕事をする。会社員での長時間労働とは明らかに違う感覚だと思いました。
 

会社員を絶対にサボるな。

起業家兼会社員として働く際に、強く注意してほしいことが「会社員としての仕事を絶対に疎かにしない事」だと考えます。
これは、おそらく副業や兼業をしている人の多くが陥りがちな罠です。
日本の会社員の多くは、成果と報酬が短期的には相関しません。
全力で成果を出しても、せいぜいボーナスが少し増えるくらいのものでしょう。
対して自分の事業は得られた利益がそのまま自分の所得に直結します。
頑張り次第で所得を二倍にも三倍にもできる世界なんです。
こんな環境ではだれでも会社員としての仕事よりも自分の事業を優先することになるのは明らか。でもそれは、自分の事業のためにもおすすめしません。

理由は三つあります。
まず一つ、勤め先からの学び。
大きい会社にせよ、小さい会社にせよ、自分の勤め先は法人としては大先輩にあたります。勤め先の戦略、技術、商品、成功要因、失敗要因など学ぶことは非常に多いはずです。そして、そうした学びを得るためには、勤め先のことを本気で考え、自分の仕事に向き合うことが必要です。
薄いコミットや思考からは薄い学びしか得られないのです。
 
二つ、応援者が減るから。
特に僕のような一般消費者向けの商品販売であれば、よっぽどのことがない限り最初のお客さまは身内です。会社がサボって作った商品を同僚達は買いたいと思うでしょうか?
答えはNoです。
また、立ち上げるのがBtoB事業でも、多くは現在の勤め先に関連したビジネスを始めることが多いと思います。
何らかの形で支援者になりうる仲間を裏切らない方が良いに決まっています。
世の中のビジネスは想像以上に人とのつながりでできているのです。
 
三つ、自分に誇りを持てなくなるから。
これは個人的な話にはなりますが、僕は「自分に誇りが持てる状態であり続ける」ことを軸として日々過ごしています。
「会社員としての仕事をさぼって自分の事業を軌道に乗せる」という行為はその判断軸からすると、取るべきでないものです。
勤め先に対する不義理は、自分自身の不義理となり、まわりまわって自分の首を絞めることにつながる。僕はそう思います。


(明日へつづく)

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ではまた。

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