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子どもの睡眠不足解消のために政治が考えるべきこと。#世界睡眠デー

こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区/声つづりプロジェクト代表 です。
※文末に23日(土)開催の被災地報告会の案内を載せています。

今日は世界睡眠デーだそうです。
自覚がある方もいらっしゃるかもしれませんが、世界的に見て日本人は睡眠時間が少ないようです。
国会では寝ているみたいですが・・・

OECD(経済協力開発機構)によると、「少ない」どころか、「一番短い」国だそうです。
日本人の平均は7時間22分で、33カ国の平均である8時間28分に比べて1時間以上も短い。

私自身も、睡眠を取らないと一気にパフォーマンスが下がるタイプなので7時間は寝たいと思っているのですがなかなか・・・
その分、お昼に車停めて10分寝たりしていますが。

発達にも影響!?子ども・若者の睡眠不足

大人の睡眠の短かさはびっくりですが、気になるのは子どもの睡眠不足。
睡眠不足によって、脳の成長に悪影響が起こるとの研究もあります。また、学校で慢性的に眠そうな子どもが少なくないとの現場の先生からの声もお聞きします。

睡眠時間については、家庭環境や保護者の判断に依ることがあるので行政・政治が強く踏み込む部分ではありません。
ですが、子どもが睡眠不足になってしまう社会的な要因を減らすことは政治の役目だとも言えます。

子ども・若者の睡眠不足を減らすためには

ベネッセ教育総合研究所の調査によると、進学塾に通う子どもの場合、半分以上の子どもが21時以降に帰宅。

睡眠時間が「足りている」と答えた小中学生は全体の42%で、半数以上の人が「足りていない」という結果(ニフティキッズ調査)

上記のような調査結果が沢山あります。
そこで、考えるべきは3つ。

1:「睡眠を取ることが大事である」ということの社会的な認識を高める

大人は無理せざるを得ないこともありますが、少なくとも高校生ぐらいまでの成長期の子ども・若者に関しては「寝ることは大事」、という認識を子ども・若者自身も周りの大人もしっかり共有するべきです。
大人が「寝てない自慢」とかやらないようにしましょう。
目指すべきは大谷選手!なにより寝るのを大事にしていて12時間近く寝るのだそうですね。

2:学校の授業時間以外の、学校生活について(部活やスクールバス)

遅くまで部活をやり、朝練もある。そして、それが強制である。という学校は減ってきているようですが、未だに聞きます。授業時間以外の学校生活のあり方についての見直しをもっと進めるべきです。

また、最近は過疎地域では小中学校にスクールバスで通うお子さんも多いです。ぐるっと様々なポイントを回って行くため、真っすぐ行けば車で15分ぐらいなのに1時間近くバスに乗っているという話も聞きます。そうすると当然朝起きる時間は早くなり、家に帰る時間が遅くなる。予算的なスクールバスのルートの制約があるとは思いますが、予算増などでルートを増やし子どもの負担を減らす方法を考える必要があります。

3:公教育と習い事の関係をどう考えるのか

民間の塾などがとても発達している日本です。
教育の裾野が広いと言えます。一方で、「公教育」は大丈夫か!?という疑念もあります。
学校の宿題、部活、習い事などにより放課後の時間をかなり費やす。そして、もちろん遊びもしたいので、結果的に就寝時間が遅くなる。
本来は公教育の中でもっと「個別最適な学び」を提供できるようになるべきだと思っています。
決して習い事を否定しているというわけではありません。

睡眠環境・居住環境おを大事に

日本は、睡眠や家の環境などの生活の質についてあまり政策的な議論がないように感じています。
生活の質が、日々の自己肯定感や集中力などにも繋がります。
世界睡眠デーに合わせて、睡眠について少し考えてみました。
皆さんは、しっかり寝ていますか?

引き続き未来のために挑戦を続けます。

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3月23日(土)午前、能登被災地報告会を行います

23日に岡山で能登半島被災地報告会開催します。
ぜひ、お越しください!

日時:3月23日(土)10時~12時
場所:岡山国際交流センター会議室2
入場料:無料
定員:25人
報告会の詳細や申し込みはこちらから

ゲスト詳細:ちょんまげ隊長 ツンさん
1993年10月28日ドーハの悲劇を観て、日本代表の応援が趣味となる。2008年以降のワールドカップやオリンピックはすべて現地で応援。ちょんまげと甲冑がトレードマークの名物サポーター。2011年3月11日の東日本大震災以来、サッカーのネットワークを駆使した被災地支援や障がい者支援、ネパールなどでの貧困支援を「ちょんまげ隊」として続ける。
2014年から3大会連続、被災地の子どもたちをワールドカップに招待。カタール大会は倉敷市真備町を含む6つの被災地から計8人の学生を招待する「トモにカタールへ!」を実施。
能登地方には、2023年5月の地震後からボランティアを実施。2024年元旦の地震後にも4回ボランティアを実施。被災地の子どもを金沢市にオープンしたサッカー専用スタジアムのオープニングマッチに招待した。

著書 ボランティアの教科書 できるときにできることをできる人がやればいい

引き続き未来のために挑戦を続けます。


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