権限のない選手に、オリンピック辞退を求める突撃メッセージは辞めてほしい。政治家に伝えて！！

原田ケンスケ＠岡山１区

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こんにちは。原田ケンスケ＠衆議院岡山１区です。

オリンピック辞退や開催中止を求めるメッセージを、オリンピック選手に直接送ることは止めよう。やり方がずるい。

思いがあるのであれば、中止の権限を持つ政治家やオリンピック委員会に伝えてほしいと思います。

競泳選手の池江璃花子さんのTwitterが大きな反響を呼んでいます.

ご本人も、コロナ禍でオリンピックの中止を求める声に対して「当然の事」とまで書かれています。それでも、現在決まっている「オリンピックを開催する」ことに合わせて、最善の準備を行っていくだけだとのこと。

アスリートの１人としての池江璃花子選手の思いに、僕は共感。支持します。一方、開催中止を求めるアスリートがいたとしても、その思いにも共感すると思います。そして、開催を求めるアスリートがいても同じく。
選手として、オリンピックの開催について声を上げることも、上げないことも自由だと思う。

ただ、権限もなければ役割でもないアスリートに対して、「開催中止の声をあげてくれ」と伝えることは辞めよう。もちろん「開催を支持してくれ」と伝えることも辞めよう。
アスリートのみなさんは、今相当複雑な気持ちでいることは想像に難くない。さらに、悩み・プレッシャーが深まってほしくない。

僕は、オリンピック・パラリンピックは中止・または延期をしなければならないと思う立場。なので、開催中止を思う人の気持ちはわかる。

だけど、行動が違う。
オリンピック委員会・東京都・政府に対して声を上げなければならない。
だって、開催をどうするか決定する権限は彼らにある。あるいはどのような開催方法とするかを考える役割は彼らの職務。

「安全に開催することができる」と言い張っていながら、きちんと開催に向けた準備ができているとは到底思えない。
未だに医療関係者との連携も取れず、医療現場から困惑の声が上がる。
スタッフが集まらず、今頃求人サイトで募集をしている。しかも安い給料で。

オリンピック・パラリンピックをやってる場合じゃないというなら、政治家に声を伝えてください。
もちろん、オリンピック・パラリンピックをやるべきだと思う声も伝えてください。

引き続きがんばります。

僕のオリンピック・パラリンピック中止・延期への思いはこちらの動画をご覧ください。


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