見出し画像

お金に囚われる政治が続くことに怒っています。私は、人の声に向き合う政治をしたい

こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区/声つづりプロジェクト代表 です。


昨日も地域での、原田ケンスケと語る会。雨の中沢山の方がお越しくださいました。


中身のない、政治資金規正法に多くの怒りの声

語る会を含めて、多くの人から、政治資金規正法の改正案について怒りの声を聞きます。
まっっったく、改正になっていない。透明性がクリアにもなっていないと。

私もちょうど1ヶ月前の5月23日にこのテーマでブログを書きました。

「再発防止策どまりか、政治と金の関係のアップデートか」
とタイトルに書きました。
そして、結果的には、再発防止策もほぼ前進なし。政治と金の関係のアップデートなんて話は全く出ないまま。ということに終わりました。

原田ケンスケが思う政治と金の関係の問題点

1:収入と支出の透明性なし。というか後退です。

自民党は二階幹事長時代に1年で10億円を”政策活動費”として支出。これは領収書の公開義務がなく、まさに裏金問題の温床となりました。
今回、改正がされましたが、「10年後に領収書などを公開」となっただけ。収支報告書の保存期間が3年であり、収支報告書と政策活動費の照らし合わせができません。そして、脱税の時効は7年ですあり、10年後に公開されることに何の意味があるのかわかりません。
むしろ、「政策活動費」というこれまで、グレーだった部分を正式に認めてしまったとも言えます。結果、これまで以上に、党として「政策活動費」名目で支出の割合を増やして、透明性がより下がる可能性だってあると思っています。

2:お金の力で政策の優先順位を決めるな
企業・団体献金については、触りもしないまま

そもそも、今でも企業・団体から政治家個人への献金は禁止。ですが、抜け穴として政党支部への献金はOKということになっています。
その結果、1つの企業や団体から年間数千万円の献金が自民党には入っています。それも一企業だけでなく、沢山の企業からです。
そして、献金額によって政策の優先順位が決められているのではないかという懸念も残ります。
例えば、かなり前から子育て・教育・福祉の分野の課題は指摘されてきています。
給料など、働く人の待遇が良くないため慢性的な人手不足。
未だに、学校では洋式トイレ化が進んでいない。
ガソリンが高くなり、介護施設の送迎の費用負担が経営を圧迫する。
その他、課題を上げればきりがありません。
が、根本的な改善がなされないまま。
結局、多額の献金をしている企業や業界団体には都合の良い政策になるが、”人”の生活を支える大切な部分への政策は進んできていません。
そして、格差が広がり、将来不安が増えている状況です。
献金の額で政策が決まるのではなく、課題の解決・暮らしを支えるために政策が進められる政治に変えていくためにも企業・団体献金は止めるべきです。
会社の社長がどうしても献金をしたいのであれば、個人献金で行えば良い。

3:政治にはお金がかかる。でも、政治にお金がかかりすぎ、業界界隈の人しか国政に挑めないのが現状

私は、2019年に政治の世界に飛び込み、2回国政選挙に挑み、それぞれ次点で敗れています。そして、今は、衆議院岡山1区で次の挑戦に向けて政治活動を続けています。
これが可能であるのは、政党助成金などを通じての所属政党からの資金提供に加え、個人の皆さんからの思いのこもった寄付を頂き、多くのボランティアの方の手で政治活動を支えてもらっているからです。
(ちなみ、去年は合計300人以上の方から、計200万円ほどの寄付をいただいています。)
事務所費・郵送費・ガソリン代・印刷代・デザイン代・人件費・車両関係費・会場費など出費は多岐にわたります。
津々浦々の人の声を聞き、人に想いを伝え、信頼関係を得るための活動です。
そのため、政治にお金がかからないというわけでは有りません。しかし、あまりに企業・団体献金や政治資金パーティーで数千万円のお金を集めることが当たり前の政治となると、一人一人の声が届かなくなる。私も、資金力が10倍どころではない違いがある中での戦いを続けているところです。
そして、お金持ちしか政治に挑戦できなくなる。その結果、政治の常識が、世の中の当たり前からどんどん離れていく。
そして、結果的に社会課題の改善や、社会の前向きな変化がなされない。
まさに、いまの日本社会の状況です。

人の声、暮らしと向き合う政治へ

政治は政策や法律を通じて社会を作っていきます。
しかし、その決定を担う政治家(国会議員)が、お金に囚われている人ばかりというのが今の日本の現状です。
自民党の国会議員であっても、私腹をどんどん肥やすためにお金を集めているわけではない方もいると思います。そして、多額の献金をくれる企業の顔色を伺いながら議員活動を行うことにストレスを抱えている方だっていると思います。
だからこそ、今回の政治資金規正法の改正で、大きな変化を作らなければならなかった。
政治家自身とその取り巻きだけが私腹を肥やす状況をなくすために。
お金に囚われ、志に基づいた行動ができない政治家を開放するために。

次の総選挙で、私は政治資金改革も引き続きしっかりと訴えたいと思います。そして、それはすなわち、政権交代をして立憲民主党が政権を取れば、政治資金規正法の改正を確実に進めるということでもあります。

自民党の裏金問題から始まった、政治資金改革について1つの区切りがついてしまったことを受けて、私の考えを書きました。
ぜひ、皆さんのご意見などもお寄せください。

”人”中心の政治のために、今こそ踏み出す

立憲民主党衆議院岡山1区総支部長 原田ケンスケ

動画でも話しています。


原田ケンスケへのご支援をよろしくお願いします

皆様からの寄付などでの支援をどうぞよろしくお願いします。
・個人寄付(任意の額をお願いします)
・原田ケンスケ後援会員(年間3000円)
・立憲民主党のサポーターズ(年間2000円)
詳細はこちらから→→ 原田ケンスケへの寄付など


7/14(日)小川淳也衆議院議員が来る!「踏み出す集会2024」開催します

原田ケンスケ「踏み出す集会2024」

日時:7月14日(日) 14~16時
場所:ピュアリティまきび 千鳥の間
(北区下石井2-6-41)

▶お申込みはこちら

※参加人数の把握のために、参加予定の方はお申込み、または事務所までご一報をお願いします。

事務所連絡先
〒700-0838 岡山市北区京町13-5高田ビル1階
TEL:086-259-2223

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?