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総理が被災者の”自助”に、今言及したことへの怒り。”公助”を果たす被災者支援を早急にすべき。

こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区/声つづりプロジェクト代表 です。

"愛石会"に、”赤磐市民新春コンサート”に、会議に、街頭活動にとバラエティに富んだ日曜日でした。


自助に言及する総理への怒り

数日前の話になりますが、24日に国会では能登半島地震に絞った集中審議が行われました。
立憲民主党からは、被災地の能登が地元である近藤和也議員が質問に立ちました。ご自身も被災者であり、発災直後から被災地を駆け回られてきた方です。
その質問に対しての総理の発言に対して、モヤモヤとイライラが今も止まりません。その発言はこちら。

やはり災害が多い地域において、保険とか共済といった制度への加入も重要であるという観点、(1月24日の総理の国会での発言)

ニュースより

みなさんどう思われますか?
まだ水も復旧せず、被災者被災地が全く先が見通せない段階で「保険や共済」の重要性を国会で話す感覚が、私の感覚とは違いすぎて・・・

この総理の答弁に対して近藤和也議員が以下のように返されました。

被災された方に保険とか共済とか、今まで災害の時によく言われますけど、酷な言葉ですよ、正直言って。今更どうしようもできないですから((1月24日の近藤議員の国会での発言)

まさにそうなんですよ。今更どうしようもないことを、総理が言う事の「酷さ」。被災者自信が一番、悔いていると思います。そのことを総理が国会で言う必要はまったくないと思います。

自助に言及する前に、政治・行政の役割である「公助」をしっかりと実施してほしい

公助・共助・自助というセットの言葉があります。
保険や共済はいわゆる「自助」
もちろん、自助も大事。ですが、政治がやるべきは公助ですよ。そして、大災害のときに公助の力を発揮することが求められている役割です。

未だに、ダンボールベッドすらない避難所。暖かいご飯の公的な炊き出しすらない避難所。本来政治が発揮すべき「公助」の部分が発揮されていない中で、「自助」の重要性を言及する必要があったのでしょうか?私は無いと思います。

被災者の今の生活を支えることをしっかりと政治がやるべき。
繰り返しブログでも同様なことを書いていますが、被災者の今の生活に政治が寄り添っていないように感じています。
2次避難を勧めることはいいけど、実際には8割の被災者は2次避難をしていない現状。
3月からの北陸4県の旅行割は。それ自体に私は懐疑的。

災害救助法には以下の文章が明記されています。

一 避難所及び応急仮設住宅の供与
二 炊き出しその他による食品の給与及び飲料水の供給
三 被服、寝具その他生活必需品の給与又は貸与

自助に言及する前に、政治・行政の役割である「公助」をしっかりと実施する被災地対応を早急に進めてもらいたいと思います。

引き続き、未来のために挑戦を続けます。

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